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斉藤勝司

    2021-09-21

    【ノーベル物理学賞】朝永振一郎先生の研究-量子力学の大問題を「くりこみ」理論で解決

    1965年物理学賞 朝永振一郎《ともながしんいちろう》先生(東京教育大学(現筑波大学)教授)※肩書は受賞当時  1940年代、電子の重さ(質量)を実験的に測定できるのに、非常に小さな素粒子を扱う量子力学の理論で電子の質量を計算すると、どういうわけか無 […]

    2021-09-21

    【ノーベル物理学賞】江崎玲於奈先生の研究-実験的に「トンネル効果」を起こすことに成功

    1973年物理学賞 江崎玲於奈《えさきれおな》先生(IBM トーマス・J・ワトソン研究所)※肩書は受賞当時  私たちの目に見えるような大きなの世界では、壁に投げた物体が壁を通り抜けることはありません。ところが、電子などの非常に小さな粒子を研究する「量 […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】福井謙一先生の研究-原子の性質を電子で決まるとする「フロンティア軌道理論」を提唱

    1981年化学賞 福井謙一《けんいち》先生(京都大学教授)※肩書は受賞当時  私たちの身の回りにある物質は、すべて原子で形づくられています。そのため物質の性質は原子によって決まるわけですが、福井謙一博士は原子の性質が電子の動きによって決まるとする「フ […]

    2021-09-21

    【ノーベル医学・生理学賞】利根川 進先生の研究-異物を排除する抗体が多様であるしくみを解明

    1987年医学・生理学賞 利根川 進先生(マサチューセッツ工科大学教授)※肩書は受賞当時  私たちの体には外部から侵入してきた細菌やウイルスなどの異物を取り除く「免疫《めんえき》」と呼ばれる防御システムが備わっています。異物が侵入してくると、免疫を担 […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】白川英樹先生の研究-実験の失敗が導いた電気を通すプラスチックの開発

    2000年化学賞 白川英樹先生(筑波大学名誉教授)※肩書は受賞当時  軽いのに丈夫な上、いろんな形に加工しやすいプラスチックは、さまざまな製品に使われていますが、通常、プラスチックは電気を通すことはありません。電気を通すプラスチック(導電性ポリマー) […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】野依良治先生の研究-右手型と左手型の分子をつくり分ける不斉合成を実現

    2001年化学賞 野依良治《のよりりょうじ》先生(名古屋大学教授)※肩書は受賞当時  化学物質には、分子の構造や構成する元素がまったく同じであるにもかかわらず、まるで鏡で映したように対照的な物質があります。こうした化学物質は「光学異性体」、「鏡像異性 […]

    2021-09-21

    【ノーベル物理学賞】小柴昌俊先生の研究-巨大な観測施設を建設して「ニュートリノ天文学」を開拓

    2002年物理学賞 小柴昌俊《こしばまさとし》先生(東京大学名誉教授)※肩書は受賞当時  陽子や電子が物質を形づくる粒子であるのに対して、素粒子の一種、ニュートリノは物質の素になることはなく、自由に飛び回っています。私たちが暮らす地球にも常に宇宙から […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】田中耕一先生の研究-分子を壊さずにタンパク質の質量を測定する技術を開発

    2002年化学賞 田中耕一先生(島津製作所主任研究員)※肩書は受賞当時  物質の質量は、レーザー光線を当ててイオン化した物質の移動によって測定されてきました。物質が軽ければより速く移動するので、移動する時間を基準に物質の質量を測定することができるので […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】下村 侑先生の研究-クラゲの発光のしくみを解明して生命科学の研究に貢献

    2008年化学賞 下村 侑《しもむらおさむ》先生(ウッズホール海洋生物研究所 元上席研究員)※肩書は受賞当時。受賞後、同研究所の当別上席研究員  特定の遺伝子が働いているかどうかを調べるのに、その都度、合成されたタンパク質を分析していては時間がかかっ […]

    2021-09-21

    【ノーベル化学賞】鈴木 章先生・根岸英一先生の研究-有機化合物を合成する「カップリング反応」を確立

    2010年化学賞 鈴木 章《あきら》先生(北海道大学名誉教授)2010年化学賞 根岸英一先生(パデュー大学特別教授)※肩書は受賞当時  私たちの身の回りには、プラスチックや薬品など、さまざまな有機化合物があふれています。新しい機能を持った有機化合物の […]