2020-10-27
ヘリウムガスで声が変わるのはなぜ?
ヘリウムが空気よりも速く音を伝えるから ヘリウムガスを吸うと、高くておもしろい声が出るようになりますね。この不思議な現象の理由は、声が出るしくみと音が伝わる速さにあります。 私たちが発声するときは、まず肺から空気が出て、その空気が喉にある声帯という膜 […]
2020-10-27
ヘリウムが空気よりも速く音を伝えるから ヘリウムガスを吸うと、高くておもしろい声が出るようになりますね。この不思議な現象の理由は、声が出るしくみと音が伝わる速さにあります。 私たちが発声するときは、まず肺から空気が出て、その空気が喉にある声帯という膜 […]
2020-10-27
チョコの油脂がガムの成分を溶かすため 多くのガムの主成分の原料は、ポリイソブチレンや酢酸ビニル樹脂、チクルなどと呼ばれる植物性の樹脂だ。これらはたくさんの原子分子が集まった細長い分子構造(高分子)で、たがいに網の目のように絡まり合っている。水には溶け […]
2020-10-27
水は100℃以下でも水蒸気になるから 液体の水と気体の水蒸気の最も大きな違いは、分子(物質をつくる小さな粒)のつながり合いがあるか、ないか。液体のとき、水分子はつながり合っているが、気体のときはバラバラに飛び交っている(図1)。何らかのエネルギーによ […]
2020-10-27
水素イオンの濃さの違いで決まる 酸性やアルカリ性の違いは、「決まった」というより溶液の性質で「決まる」という方が正しい。例えば塩酸は強い酸性だけど、これは中性の水に塩化水素という物質が溶けているため。つまり酸性とかアルカリ性やその強さの度合いはその液 […]
2020-10-27
人工ダイヤモンドができたのは20世紀後半 ダイヤモンドは美しく高価な宝石である上、その硬さから工業材料としても重要です。このため、これを人工的につくり出す努力が古くから行われてきました。多くの模造品もつくり出されましたが、本物と同じ材質・構造の人工ダ […]
2020-10-27
大気中の二酸化炭素や水蒸気が減っていったため 現在の地球の大気は、窒素が約78%、酸素が約21%、その他の成分が約1%含まれています。しかし、地球ができたころの大気は、今より何十倍も気圧が高く、主成分は二酸化炭素であり、酸素はごくわずかだったと考え […]
2020-10-27
冷えるときに、網目の中に水分を閉じ込めるため 寒天はテングサやオゴノリといった海藻からつくられています。海藻を煮て、濾過した寒天液を冷やし固めた「ところてん」の水分をしぼり、乾燥させたものを寒天といいます。寒天はアガロースとアガロペクチンという分子か […]
2020-10-27
実験技術の進歩などにより、多くの元素が発見されてきました 身の回りのものが一体何からできているかというのは、遠い昔からの疑問でした。例えば、今から2300年ほど前の学者であるアリストテレスは、あらゆるものは水・土・空気・火の組み合わせで出来上がっ […]
2020-10-27
食品に合成着色料や天然着色料を混ぜて、色をつけます 食品には本来さまざまな色があり、食欲を増進させたり、食生活を豊かにしたりする働きがあります。しかし、自然の状態の色は長期にわたって維持することが大変難しく、色調を調整するために着色料が使われてきまし […]
2020-10-27
放電と充電の双方向で化学反応が起こせるから 電池は、酸化と還元という化学反応を利用しています。酸化とは物質が電子を失うこと、還元とは逆に電子を受け取ることをいいます。 充電できない乾電池は、プラス極に二酸化マンガン、マイナス極に亜鉛などの金属が使 […]