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山村紳一郎

    2020-10-27

    温度0℃とは何が基準になっているんですか?

    水の凍る温度を『0℃』と決めた ひとくちに温度というが、温度を測る基準には実はいろいろな種類ある。僕たちがふだん使っているのは、日本語では「摂氏」正しくは「セルシウス度」という単位。スウェーデンの天文学者 アンデルス・セルシウス(1711~44年)が […]

    2020-10-27

    新聞に日が当たると茶色くなるのは?

    成分のひとつが酸素と反応するから 紙は植物などの繊維を原料としてつくられていて、その成分はおもにセルロースと呼ばれる物質。でも、このほかにも植物が持っているいくつかの成分が含まれている。そのひとつに、植物の細胞をじょうぶにしたり、繊維同士をくっつける […]

    2020-10-27

    タマネギを切ると涙がでるのはなぜ?

    細胞のなかから硫化アリルがでてくるから タマネギの皮をむいただけでは、それほど強い刺激はありません。さっと2つに切ったぐらいでも、涙が激しく出るというほどではありません。でも、みじん切りにしたりすりつぶすと、急に強い刺激のあるにおいが出ます。このこと […]

    2020-10-27

    ホワイトボードはツルツルなのになぜ書けるの?

    定着剤とはく離剤、両方が入っているから ペンを使うと、インクが減るよね。ということは書くとき、紙などの上にインクがくっついたり浸み込んだりしている。サインペンなどで使われている液体インクは、色素(顔料など)やこれをつなぐ樹脂を、溶剤(水性ペンでは水、 […]

    2020-10-27

    空が青いのはどうして?

    太陽の光の中の青い光が散乱しているから 私たちが色を見分けることができるのは、その色の光が眼に届くためです。たとえば赤いリンゴからは主に赤い光が、緑の植物からは主に緑の光が眼に届いています。ですから、空が青く見えるということは、空にある“何か”から「 […]

    2020-10-27

    ものが濡れるとなぜ色が濃くなるの?

    白い光の乱反射が減るため まず、ものの色が見えるしくみを考えよう。白い光にはさまざまな色の光が含まれていて、物体に当たると特定の色の光だけが反射する。他の色の光は吸収され、その特定の色がものの色として見える。例えば赤い物体では、他の色の光が吸収されて […]

    2020-10-27

    デンプンにヨウ素液を浸すと紫色になるのは なぜ?

    分子の形や電気的な性質が変化するため 化学反応で見られる色の変化は、原子分子の組み合わさり方が変化して、分子の大きさや長さが変わったときや、原子分子の電気的な性質が変化することで起きる。ヨウ素デンプン反応では、デンプンの分子の中にヨウ素の分子が入り込 […]

    2020-10-27

    雨雲はなぜ黒いのですか?

    光が通り抜けにくいため 雲は小さな水滴や氷の粒でできている。もとは水だから本来は透明なはず。それが白く見えるのは、水滴や氷の粒の表面で光が乱反射する(さまざまな方向にはね返る)ため。氷でできている雪が白く見えるのと同じしくみだ。そして、光が乱反射する […]

    2020-10-27

    電子レンジのしくみはどうなってるの?

    電波(電磁波)を使って水分子を温めている すべての物質は原子・分子が集まってできており、普通、その原子・分子は細かく振動している。実は、私たちが温度と呼んでいるのは、この原子・分子の「振動」の度合いのこと。熱エネルギーが物質に伝わると、原子・分子の振 […]