祝★16年連続日本人受賞!「イグ・ノーベル賞の世界展2022」が開催中(大阪府)

2022年9月16日にイグ・ノーベル賞2022が発表され、日本からは千葉工業大学の松崎元教授らのグループの研究が受賞(論文タイトルは「円柱形つまみの回転操作における指の使用状況について」)。これで、日本人の受賞は16年連続となった! 今回は、そんなイグ・ノーベル賞を体感できる展示をご紹介♪

 「イグ・ノーベル賞」とは、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせる研究」に贈られる賞のこと。毎年9月にアメリカ・ハーバード大学で、ユニークで楽しい授賞式が行われているよ。

 大阪の心斎橋PARCOで開催中の「イグ・ノーベル賞の世界展2022」は、イグ・ノーベル賞の創立者であり、雑誌「IMPROBABLE RESEARCH」の編集長、マーク・エイブラハムズ氏の協力を得た公式展覧会!イグ・ノーベル賞誕生秘話や約60点の受賞研究の展示、授賞式を追体験できるコーナーなど盛りだくさんの内容だ。

2013年の授賞式のときの様子。「心臓移植したマウスにオペラを聞かせたら、平均寿命が延びた」という研究内容で日本の研究グループが受賞した。
展覧会会場では、イグ・ノーベル賞の授賞式が追体験できるブースが!(※写真は、2021年10月福岡会場のもの)

 これまでの受賞研究のうち、特にユニークな内容のものについて、受賞者から借りた実物を含めた展示も大充実! 世界にはこんな研究があったのか⁉ とワクワクすること間違いなし。

「ハトはピカソとモネを区別できるのか?」という1995年の受賞研究。これも日本発!
2014年の神経科学賞を受賞した研究。「トーストの焦げ跡にイエス・キリストの顔を見てしまう人々の脳内では何が起こっているのか理解しようとしたことに対して」賞が贈られた。

 研究のおもしろさや奥深さ、ささいなテーマでも深く掘り続けることでわかる新事実。会場に足を運んで、イグ・ノーベル賞の世界をぜひ味わってね! 会期中に行われるイベント情報については公式サイトをチェックしよう。

※展示写真はすべて過去開催時の展示のものです



イベント名イグ・ノーベル賞の世界展2022
会期2022年10月1日(土)~11月13日(日)10:00〜20:00
※入場は閉場の30分前まで。最終日は18時閉場
会場心斎橋PARCO 14F PARCO GALLERY
住所大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目8−3
入場料【当日券】学生(小学生~高校生)/1000円、一般/1500円、ペア(同時入場のみ可)/2800円
問い合わせ050-1807-0377(自動電話対応)
公式サイトhttps://www.asahi.co.jp/event/ig2022/
その他会期中のイベント情報の詳細等は公式ページを確認してください。

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