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文/保谷彰彦
ヒトの会話のテンポ
ヒトの会話と同じように、チンパンジーはジェスチャーで早口に「会話」していることが、セント・アンドリュース大学(イギリス)を中心とする研究グループによって発見されました。
ヒトは会話をするとき、交互に話をしますが、早口になったり、ときには話を遮ったりします。ヒトの言語は驚くほど多様ですが、共通する特徴のひとつは、会話が平均すると約200ミリ秒(1ミリ秒は1/1000秒)の早さで進むということです。しかし、このテンポの早さがヒトに特有のものなのか、あるいは他の動物でも同様にみられるのか、未解決の問題でした。
研究グループが注目したチンパンジーは、音声ではなくジェスチャーでコミュニケーションをとります。たとえば、「毛づくろいして」というジェスチャーをすれば、そのパートナーはジェスチャーで応答し、多くの場合、要求された「毛づくろい」をします。
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