小中学生トコトンチャレンジは、実験やものづくり、自然観察など、トコトンやりたいテーマを小中学生から募集し、入賞した人に研究費と専門家によるサポートを提供して応援する、次世代教育プログラムです。
2026年度は46件の応募がありました。たくさんのご応募ありがとうございました。2026年3月8日に審査会が行われ、6名の受賞者が決定しました。受賞したテーマについて紹介します。

最優秀賞(6名)
「ザリガニとエビの色はなぜ変わる?~青色ザリガニの謎」(藤田芽依・小学6年)

藤田さんは、飼っているアメリカザリガニが、エサを変えると体色が青から赤に青に変化したこと、ミナミヌマエビの生息環境を変えたら茶色から透明に変化したことに注目し、そのしくみを調べる計画です。

「ジンジャーバグ発酵で生まれる二酸化炭素は、水草を育てられるのか?」(笠松弥緑・小学6年)

発酵について研究してきた笠松さん。ジンジャーバグという、ショウガと砂糖と水で自然発酵させた飲料をつくる際に出る二酸化炭素を使って、水槽の水草を育てる実験を計画。発酵と植物の生育をつなげる実験です。

「水換え・濾過不要! 卓上海ぶどうビオトープの開発」(倉本真太郎・中学2年)

水換えやろ過をせずに、海ぶどうを育てる研究に取り組んでいる倉本さん。これまでの研究で得た知見から、誰でも簡単に室内で海ぶどうを育てられる「卓上閉鎖系ビオートープキット」の開発を目指します。

「雨滴の接触帯電による高効率発電材料の解明」(前川 幹太・中学1年)

未利用エネルギーとして雨滴に注目した前川さん。水滴が固体表面と接触するときに静電気が発生する現象を調べ、そのしくみを活用して、家庭にあるラップなどの材料を使って、高効率発電材料の開発を目指します。
「アリの好物の変化の原因は何か?」(菱沼咲那・小学6年)

菱沼さんは、飼育しているクロヒメアリに30種類のエサを与えたところ、夏と冬ではアリがたくさん集まるエサの種類が異なることに気付づきました。気温や地表の温度の変化で食べ物の好みが変わるのか調べる計画です。
「最強のリニアモーターカーをつくって、ピタゴラ装置を完成させたい!」(古山立樹・小学3年)

テレビ番組「ピタゴラスイッチ」に登場するビー玉が転がる装置が大好きな古山さん。自分でつくった装置のコースに、リニアモーターカーを組み込み、磁力によって、ビー玉をコースの下から上へ持ち上げる装置の開発を目指します。

審査員からの応援メッセージ
■ 佐藤 翼(「ADvance Lab(次世代研究所)」副所長・宇宙部門リーダー 慶應義塾大学1年生)

■ 横山広美先生(東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授)

■ 市岡元気先生(サイエンスアーティスト・科学系YouTuber)

■ 藤田大悟(株式会社スペースノーム研究所)

■ 佐々木 夏(子供の科学 編集長)
