大昔の望遠鏡を再現してみよう「ケプラー式望遠鏡」-自由研究スペシャル

 ドイツの天文学者ヨハネス・ケプラーが考案した望遠鏡。

■テーマ:光
■所要時間:2日
■難易度:難しい

用意するもの

●材料
・段ボール
・虫眼鏡のレンズ(大、小)
・黒い絵の具
 など

●道具
・鉛筆
・カッター
・カッターマット
・定規
・筆
・木工用接着剤
 など

つくり方

①段ボールを図のサイズにカットして、対物部分を切り出す。
②パーツCの裏面を黒く塗る。
③パーツCを筒状に組み立てる。パーツBの内側にレンズを入れ、図を参考にして木工接着剤でA・BをCに取りつける。
④パーツCのレンズをつけた反対側の内側の長さを測る。この長さをaとする。
⑤段ボールを図のサイズにカットして、接眼部分を切り出す。bの長さは④で測ったaから5㎜引いた長さ。
⑥パーツFの裏面を②と同じように黒く塗り、③と同じようにD・EをFに取りつけ、組み立てる。
⑦FをCの中に入れ完成。

使い方

注意
目を痛める恐れがあるので、望遠鏡や虫眼鏡で、太陽を絶対にのぞかないこと。また、レンズが光を集めて火事を起こす危険性があるので、望遠鏡や虫眼鏡は、日光の当たらないところに保管すること。

 小さい方のレンズ側から望遠鏡をのぞき、鏡筒を伸ばしたり縮めたりして対象物を見てみよう! 近くを見るときは左のように鏡筒を伸ばし、遠くを見るときは右のように鏡筒を縮める。

●調整の仕方

 一番縮めた状態でも、遠くの物にピントが合わないときは、Cのパーツをレンズと反対側から50mmぐらいカットしてみよう。それでもピントが合わないときは、FをカットしCもさらにカットして、全体の長さを短くしよう。

(工作・写真・イラスト/久保政喜 ことり社)

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ケプラー式望遠鏡のしくみ

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