メタバース

第9回 メタバースTV!!&クラスタ―社共同開催『メタバース一軒家コンテスト』 cluster賞受賞者「アバンテ」さんインタビュー!

 みなさんこんにちは。クラスター株式会社広報のMIRINです。

 clusterでは、運営主催のものはもちろん、ユーザーさんが企画する「ワールド制作コンテスト」が複数開催されています。コンテストに参加することで、自分では思いつかないテーマで制作することや、そのワールドをほかのユーザーさんに評価してもらえたり、同じテーマで制作されたほかの人のワールドを巡るなど、普段とは違う楽しみ方ができます。

 じつは先日、テレビ朝日さんの番組「新世界 メタバースTV!!」とクラスタ―社で『メタバース一軒家コンテスト』を共同開催しました。

『メタバース一軒家コンテスト』受賞作品一覧

 そこで今回は、同コンテストでcluster賞を受賞した「アバンテ」さんにインタビューをして、ワールドクラフトやコンテストの楽しみ方をお聞きしました。コンテストをきっかけにワールド制作をはじめてみるのも楽しいかもしれませんね!

Q:今回受賞されたワールドについて教えてください。

受賞したアバンテさん作「机上のレトロゲーム機ハウス」。ゲーム機の形を模している一軒家。空には宙に浮く庭もあり、探索のしがいがあるワールドです。© Cluster, Inc.

 『メタバース一軒家コンテスト』のお題が「おもしろメタバース一軒家をつくろう!」というテーマだったのですが、いろいろと悩んだ結果、自分の好きなゲームの要素を取り入れた一軒家にしました。

 ワールドクラフトストアに、動きのあるアイテム、ギミック付きのアイテムがいろいろあるので、イメージに合うものを探して、既存のアイテムと組み合わせながら、つくっていきました。

 今回のワールドでは、空に向かって飛んでいくアイテムで行ける、空に浮かぶ島をつくったのですが、その部分の制作は苦労しました。ワールドクラフトだと高い場所をつくるのが難しいのと、スマホで制作しているのも相まって大変でした。高いところはハシゴのアイテムをつないで、足場を用意してつくっていきました。

「机上のレトロゲーム機ハウス」の屋上にあがると、上空にある天空の島が見えます。© Cluster, Inc.

Q:コンテストに参加されてみて、気づいたことや楽しかったことがありましたら教えてください。

 ワールドのアイディアが浮かんで、制作がどんどん進む時間は1番楽しかったです。できあがった時には達成感もありましたし、今回「cluster賞」という賞をいただけて、評価してもらえたのも嬉しかったです。

 私がワールドをつくるのは、今回のコンテストのようなイベントや、ハロークラスターのお題企画、GAMEJAMがきっかけになることが多いんです。

 同じくコンテストに参加されたみなさんのワールドを巡ると、すごく想像力が豊かだったり、独特なワールドをたくさん見かけます。私は、そういう独創性とかがあまりなくて、UnityやBlenderのようなツールに憧れがあるんですけど、ワールドクラフトを使うと、クリエイターさんがつくった素敵なアイテムが最初からたくさん用意されているので、それらをパーツとして組み合わせてつくることができる面白さがあるなと改めて感じました。

clusterの公式番組「ハロークラスター」のお題企画「その桜の樹の下には」でアバンテさんが制作したワールド「桜並木と青空教室」© Cluster, Inc.

Q:clusterに出会ったきっかけ、好きなところを教えてください。

 clusterは2022年の8月から始めたので、もうすぐ1年になります。最初は「メタバース」について、どういう活動をしている方がいるのか、などを調べていたのですが「実際に中に入って見てきなよ」って人にいわれて始めたのがきっかけでした。

 メタバースのアプリをいくつか体験してみたんですが、clusterは、運営がしっかりしていたり、テレビや企業と数多くタイアップしてる部分で信頼感があったので、個人的にclusterなら安心だと思って、始めるようになったという感じですね。

 最初は1人ぼっちでワールドを巡ったり、イベントを見ていたりしていて「 何かしたいな」とは思っていても、何もしてないような状態でした。ですが、ある時、Vsingerさんのライブに行ったら、仲間ができたんです。その仲間がワールドクラフトをやっていたので、自分もちょっとやってみるかとなって、最近はワールドクラフトもするようになってきました。

 今は好きなVsingerさんやおすすめのワールドを仲間と共有できるのが好きなところでもあります。

Q:clusterで「ワールドクラフト」を使う楽しさを教えてください。また、おすすめの使い方や、好きな使い方などがありましたら教えてください。

 第一に、つくっていく楽しさがあります。

 現実で買い物に行っても「あ、これワールドクラフトでも使えるんじゃないかな」という風景があったりすると、クリエイターさんが制作したアイテムがたくさんあるので、 すぐにアイテムを探して、つくってみたりしますね(笑)

 家族がいるので、まとまって集中できる時間がなかなか取れないんですけど、スマホでできますから、寝転がりながら、1日1時間程度でちょっとずつつくることができるのも良いですね。

 今のところは作品としてつくっているのですが、推しのVsingerさんがいるので、その方が自分がつくったワールドに来てイベントしてくれたらいいなという思いはちょっとあります。

アバンテさんが制作したワールド「ヘリポートLIVE会場」© Cluster, Inc.

 ただ、やっぱりアイデアが浮かんで、すぐにつくることができるというのが1番楽しいですね。できあがった時の達成感も良いのですが、それが評価されて来場者が増えると、すごく嬉しいというか、来てくれてありがたいなという気持ちになります。

Q:小中学生がお友達とワールドクラフトのマルチプレイを楽しむときに気を付けたほうがいいこと、おすすめの使い方などがありましたら教えてください。

 やっぱり悪意のある人はいるかもしれないので、事前にチュートリアルや注意事項を確認して、その場から逃げたり、ブロックができるようになっておいた方が良いのかなとは思います。プライベートサーバーで遊ぶという方法もあると思いますし、保護者の方も目を向けて頂きたいですね。運営や企業さんが主催するイベントやワールドで遊ぶのが、まずは分かりやすくて楽しいと思います。

 また、VRの方もいらっしゃるので、 ぶつかったり、邪魔するなどの行為には気をつけながら、相手へのリスペクトを持って遊べば、すごい楽しめる世界だと思います。


 今回、アバンテさんが受賞したワールド「机上のレトロゲーム機ハウス」を含め、『メタバース一軒家コンテスト』の受賞ワールドは、新たにOPENした「メタバースTOKYOBAYのクリエイターズラボ」に展示しています! こちらのワールドから遊びに行くことができます。ぜひ楽しみに行ってみてください!

 「新世界 メタバースTV!!」と連動して建設されているオリジナルの仮想都市「光と星のメタバース六本木」については、こちらの解説サイトをご覧ください。


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立教大学を卒業後、ゲーム・ラジオなどのエンターテイメント企業で宣伝・営業を担当したのち、2022年にクラスター株式会社に1人目の広報としてジョイン。クラスター社および社員やサービスの情報を日々発信している。

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