プチプチ®はどうやってつくるの?

2枚のシートを貼り合わせて空気を閉じ込めている

ものを運送するときなどに緩衝材として使うプチプチ®(一般には「気泡シート」と呼ばれることも)。思わずつぶしたくなるあの形はどうやってできているのでしょうか?
プチプチ®の原料はプラスチックです。まず、米粒のような形をしたポリエチレン(包装用フィルムや容器などによく使われるプラスチックの1種)を加熱し、伸ばしてシート状にします。それを機械で押し出し、外気にさらして冷やします。
プチプチ®はこのシートを2枚貼り合わせることで出来上がります。1枚はそのまま(バックシート)、もう1枚はタコ焼きで使うような凸凹の穴のある型を使い、凸凹のあるシートにします(キャップシート)。そして、バックシートとキャップシートを貼り合わせます。そのとき、シート周辺に漂っている空気が2枚のシートの間に閉じ込められ、あのプチプチ®になるのです。
(川上産業株式会社)

誕生したのは1960年ごろのアメリカ。
最初は、壁紙やプールカバーの用途に考えられていたそう。
プチプチという名称は、川上産業株式会社の登録商標。

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