湿度100% とはどういう状態?

飽和水蒸気量と同量の水蒸気が空気中に含まれた状態

目には見えませんが、空気には水分が含まれています。この水分は「水蒸気」といって水の気体です。
空気中に含むことができる水蒸気の量は気温によって決まっています。1?あたりの最大の量を「飽和水蒸気量」といいますが、気温が高くなるほど大きくなります。つまり、夏は空気中にたくさんの水分を含むことができ、冬はその逆というわけです。
天気予報などで一般に使われる湿度は「相対湿度」と呼ばれるもので、飽和水蒸気量に対して、そのときの水蒸気の量がどれくらいかを%で表したものです。空気中に水蒸気がまったくなければ相対湿度は0%となります。一方、空気中に含まれる水蒸気の量が飽和水蒸気量と同じであれば相対湿度は100%となります。例えば、雲の中やお風呂の湯気の中は相対湿度100%ということですね。
(気象予報士 太田陽子)

図1 
相対湿度の出し方

図2 
飽和水蒸気量は気温で大きく変化する。
気温が5℃であれば6.8g、35℃では39.6gとその差は32.8gにも。
同じ相対湿度100%でも含まれる水蒸気の量は大きく異なる。

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