地球上にさまざまな生きものが誕生し、海から陸へと進出し繁栄した「古生代」。恐竜時代よりももっと昔の地球で巻き起こった進化にまつわる重要な出来事を、古生代を代表する生物「三葉虫」と一緒にめぐる展覧会が静岡科学館る・く・るで開催中だよ。

「三葉虫」は“化石の王様”とも呼ばれていて、古生代の生きものたちの生態を知るうえで重要なヒントがたくさん詰まっているんだ。展覧会の序盤では、「古生代ってどんな時代だったの?」、「化石はどうやってできているの?」など、探検に必要な情報を集めていくよ!

古生代は、カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀の6つの期間に分けられていて、眼をもった動物の誕生にはじまり、海から陸への進出、人間の遠い祖先の誕生、そして地球史上最大の絶滅など、生きものの進化の歴史に影響を与えた大きな出来事がいくつも起こった時代なんだ。展覧会ではそれぞれの期間を紹介するコーナーをめぐり、生きものたちの進化の足あとを化石や資料を通じて知ることができるよ。

その他にも、静岡科学館ボランティアの「る・く・るナビゲーター」とお話ししながら工作に挑戦する「わくわく科学工作」や、三葉虫の研究者さんに質問ができる展示レクチャーなどの関連イベントも多数企画されているよ。事前申込が必要なイベントもあるので、興味のある人はホームページをチェックしてみてね。会期は、2026年2月15日(日)まで。
| イベント名 | 企画展「古生代探検隊~三葉虫とめぐる進化の足あと~」 |
| 会期 | 2025年12月20日(土)~2026年2月15日(日) |
| 会場 | 静岡科学館る・く・る 9F 企画展示室 |
| 住所 | 静岡県静岡市駿河区南町14番25号 エスパティオ8~10階 |
| 開館時間 | 9時30分~17時(最終入館は16時30分まで) |
| 入館料 | 無料(入館料別途) |
| 休館日 | 月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月29日(月)~1月3日(土)、1月7日(水)、1月20日(火) |
| 公式サイト | https://www.rukuru.jp/ |