「AkaDakoものづくりラボ」では、生成AIを使ったプログラムを紹介しています。『子供の科学2026年4月号』より、世界中で大活躍しているAI「ChatGPT」をつくっている、OpenAIという会社の「API」を使っていきます。
2026年2月号、3月号の記事ではGoogleのAI「Gemini」を使ってきましたが、AIを安全に使うための「年齢制限」のルールに配慮して、4月号からOpenAIのAPIに変更します。
ただし、OpenAIのAPIは原則有料のため、利用を始めるには支払い設定とクレジット購入などの手続きが必要になります。ここから先のアカウント作成や準備は、必ずおうちの人(保護者の方)と一緒に読んで、一緒にパソコンを操作してください。
【保護者の方へ:ご利用前に必ずお読みください】
本記事では、プログラミング学習のためにOpenAI社のAPI(システムを外部から利用する仕組み)を利用します。安全にご利用いただくため、以下の点をご確認ください。
1. 年齢制限と保護者の同意について
OpenAIの利用規約により、サービスの利用は13歳以上と定められています。18歳未満の方が利用する場合は、保護者の方の許可と監督が必要です。保護者の監督下であっても13歳未満のお子様は利用いただけません。
2. 利用料金(有料プランのみ)について
OpenAIのAPIは原則有料で、利用を開始するには、あらかじめ支払い設定を行い、一定額(最低5ドル〜)のクレジットを購入して残高に追加する「前払い方式(プリペイド)」で利用します。プログラムでAIを動かしたデータ量に応じて、チャージ残高から数円〜数十円ずつ引き落とされる仕組みです。なお、購入したクレジットは返金不可で、購入から1年で失効します。自動的にクレジットを追加チャージする機能もありますが、デフォルトはOFFになっています。
3. アカウントとAPIキーの管理について
課金が伴うため、アカウントの作成や支払い設定は必ず保護者の方が行ってください。また、発行される「APIキー」はパスワードと同等に重要なものです。第三者に不正利用されないよう、保護者の方が責任を持って管理をお願いいたします。
APIキーは他人に教えない/送らないことに加え、APIキーが書き込まれたプログラムや設定ファイルも他人に渡さないようご注意ください。サンプルコードを共有する場合は、APIキーは空欄にするなど、キーが含まれない形にして共有してください。
OpenAIのAPIを利用するには、専用の鍵「APIキー」が必要です。今回は、「Googleアカウント」を使って登録を進めます。Googleアカウントをすでに持っている人は、「2 OpenAIのAPIキーを取得する」から読んでください。
1 Googleアカウントを取得する
Googleアカウントは無料で作成できますが、13歳未満の子どもは自分でアカウントをつくることができません。そのため、保護者の方に子ども用のアカウントをつくってもらってください。この時、保護者の方のGoogleアカウントが必要です。必ず保護者の方と一緒にアカウントをつくるようにしましょう。
1)Webブラウザーで「Google」を検索します。
2)右上の「ログイン」ボタンを押します。
3)右下の「アカウントを作成」→13歳以上は「個人で使用」、13歳未満は「子供用」を選択します。
あとは、画面の指示に従って作成してください。
2 OpenAIのAPIキーを取得する
Googleアカウントを用意して、「APIキー」を取得しましょう。
1)おうちの人と一緒に、OpenAIの開発者向けサイト( https://platform.openai.com/ )にアクセスします。
2)画面の「サインアップ」をクリックして、「Googleで続行」を選びます。

3)取得しているGoogleアカウントを選んでログインしましょう。
※名前や生年月日、本人確認のためにスマートフォンの電話番号の入力が必要な場合があります。画面の指示に従って進めてください。
4)「Welcome to OpenAI Platform」では、「Organization name」にPersonalと入力。「What best describes you?」ではStudentを選択し、「Create organization」を実行します。

5)「Invite your team」では、何も入力せず「Continue」をクリックしてください。

6)「Make your first API Call」では、任意の「API key name」と「Project name」を入力し、「Generate API Key」を実行してください。ここでは、API Key nameを「akadako」に変更し、Project nameは初期値 Default project のままにしました。

7)「sk-」から始まる長い文字が表示されます。これが「APIキー」です。表示されたAPIキーは、この画面を閉じると二度と見られなくなってしまいます。必ず「Copy」ボタンを押して、パソコンのメモ帳などに貼り付けて、大切に保存しておきましょう。

8)「Add some API credits」最初にチャージ(入金)する金額(最低5ドルから選べます)を選択し、Purchese credits を実行します。4月号のプログラムでは、ChatGPT5 mini を使っています。5ドル(2026年3月現在、日本円で約800円弱)で、数千回は利用することができます。

9)画面の指示に従いクレジットカードを登録してください(カードの種類によっては、登録できないケースがあるようです)。
これで準備は完了です。4月号のプログラム中に登場する「OpenAI API キー」のところに貼り付けて利用します。
なお、チャージしたクレジットを使い切った場合、自動チャージがオフ(デフォルト)であれば、APIへの問い合わせがエラーとなります。エラーメッセージを確認したい場合は、「生成〜」ブロックを単独でクリックすると確認する事ができます。

この場合は、https://platform.openai.com/settings/organization/billing/ にアクセスし、クレジットの残高を確認の上、必要に応じて追加チャージを行ってください。
なお、APIキーが含まれるプログラムは、決して他人に渡さないでください。利用規約違反になるだけでなく、他人のAPI利用により過大な請求となる危険があります。
文
