Q40 1926年、工学者の高柳健次郎博士が世界で初めてブラウン管によるテレビ電送実験に成功。そのとき受像画面に映し出されたものは何?

解答

b.「イ」の文字 

解説

 1926年12月25日、浜松高等工業学校(現・静岡大学工学部)の助教授だった高柳健次郎博士は、石英板に書いた「イ」の文字の映像を読み取って電子式のブラウン管に送り、世界で初めて映像を映し出すことに成功。このときの走査線の数は40本。その後、NHK技術研究所に移って走査線441本・画像数毎秒30枚のテレビを完成させ、「日本のテレビの父」と呼ばれている。

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 1927年7月号で、当時のテレビのしくみについて、図解で紹介しているよ。

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