Q37 2006年、ニホンウナギの産卵場はマリアナ諸島沖であると東京大学海洋研究所が突き止めた。ウナギは有毒の生物だけど、その毒はどこにある?

解答

a.血液

解説

 ウナギの血液中には毒があり、目や口、傷口に入ると激しい痛みや炎症などを引き起こす。ただし、ウナギの毒は熱に弱く60℃で5分加熱すれば毒性を失うため、焼いたり蒸したりして調理をすれば食べても問題ない。ニホンウナギの産卵場所は長い間謎に包まれていたが、2006年2月に東京大学海洋研究所が「ニホンウナギの産卵場は西マリアナ海嶺沿いに位置する」と科学誌『Nature』で発表した。

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 2006年5月号の「サイエンストピックス」で、二ホンウナギの産卵場所が判明したニュースを紹介しているよ。

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