Q14 1990年、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が打ち上げられた。このハッブル望遠鏡が2022年にとらえた地球から最も遠く離れた星までの距離は?

解答

c.129億光年

解説

 2022年3月、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の観測データによって、129億光年の距離にある星からの光をとらえることに成功したと国際共同研究チームが科学誌『Nature』に発表。この星は宇宙誕生からわずか9億年後に存在していて、少なくとも太陽の50倍の質量をもち、100万倍以上明るいと考えられている。2018年にもHSTによる90億光年離れた星の観測が報告されたが、2022年の発見は単独の星としてはそれを大きく上回る最遠観測記録だ。

KoKa関連記事

 2018年6月号では、90億光年離れた星の観測について紹介しているよ。この時発見されたイカロスの写真も掲載。

【KoKa手帳2024】「KoKaサイエンスクイズ」解答編ページに戻る

最新号好評発売中!

子供の科学 2025年 1月号

CTR IMG