「ユニバーサルロボティクスチャレンジ」第9回大会結果発表!

「ユニバーサルロボティクスチャレンジ」は、世界中の小中学生がロボット製作の技術を競い合う、未来のエンジニアのための国際競技会。2025年の第9回大会でも大人顔負けのアイデアがたくさん集まったんだ! 大会の詳細と結果をくわしく紹介していくよ。

 ユニバーサルロボティクスチャレンジは、「ロボット競技部門」と「アイデアコンテスト部門」の2部門に分かれて行われる競技大会だ。「ロボット競技部門」は、競技ルールに従いロボットを製作し得点を競い合うもの。予選はオンライン、決勝大会はリアル会場で行われているよ。「アイデアコンテスト部門」は、オリジナルのロボットづくりに挑戦し、YouTubeに動画をアップロードするという形式だ。

「ロボット競技部門」幼児部門の1位に輝いた小学2年生の岩井聖さん(神奈川県)

「ロボット競技部門」の2025年のテーマは『SDGs9:産業と技術革新の基盤をつくろう』。競技ルールや競技フィールドは年齢ごとに「幼児部門」、「レギュラー部門」、「アドバンス部門」に分けられていて、幼児部門では、日本の小学2年生が優勝に輝いたんだ! 他にも、タイや香港、オーストラリア、韓国などの参加者たちが各部門の入賞者に決定したよ。

「アイデアコンテスト部門」ジュニア部門の最優秀賞に輝いた日本人の小学3年生の酒井美織さん・酒井美結さんのコンビ。
https://youtu.be/ti8wcMHxvNU

「アイデアコンテスト部門」の2025年のテーマは『SDGs11:だれもがずっと安全に暮らせて、災害にも強いまちをつくろう』。YouTubeに投稿された動画をもとに実行委員会による採点が行われ、入賞者が決定したよ。ジュニア部門の最優秀賞は、日本の小学3年生コンビ。ニュースで知った落雷事故をきっかけに、リフトロボットを応用し、『落雷から身を守るファラデーケージロボット』を製作したよ。

 入賞者たちの投稿動画は協議会の公式Webサイトでも見ることができるので、ロボット製作やプログラミングに興味のある人はぜひチェックしてみてね!

「ユニバーサルロボティクスチャレンジ」公式サイト
https://urc21.org/

最新号好評発売中!

子供の科学 2026年 1月号

CTR IMG