国立科学博物館で11月2日(土)から開催! 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」【チケットプレゼントあり/応募〆切10/9(水)】

11月2日(土)より国立科学博物館にて、 「鳥」をテーマにした特別展が開催されるよ。600点を超える剥製や骨格標本が大集結!一生分の鳥が見られちゃう⁉ 今回は読者チケットプレゼントもご用意。ふるって応募してね!

 身近なところで見かけるスズメやハトなどの野鳥、ペットとして人気のインコや文鳥、動物園にいるハシビロコウやペンギンなど、鳥の魅力はまさに色とりどり。

 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」では、そのタイトル通り、急速に発展するゲノム解析による研究で明らかになった最新の系統分類をもとに、鳥類に特有な体の構造や生態を紹介していく。

 また、国立科学博物館の現生鳥類研究者と古生物研究者がタッグを組み、鳥類の起源である恐竜から多種多様に進化したその魅力を科博ならではの視点で解説。獣脚類のデイノニクスの骨格もあれば、モフモフのシマエナガの剥製もある大充実の内容になっているよ。

デイノニクス/獣脚類(国立科学博物館蔵)

 古今東西の身近な鳥から、珍しい鳥、絶滅してしまった鳥、可愛すぎる鳥、個性的な鳥まで……みんなはどんな鳥に興味を惹かれるかな?

シマエナガ/スズメ目(国立科学博物館蔵)
オウギバト/ハト目(国立科学博物館蔵)

 400種以上の鳥を観察したことがあれば、バードウォッチャーの中でもかなりの経験者といわれるそう。600点が一堂に会するすごさが改めてわかるね。

 「ハヤブサはタカよりインコに近い仲間?」、「北半球と南半球の鳥は系統が違うのに、なぜそっくりに進化した?」など、鳥類の進化に対してゲノム解析の視点からもアプローチ。分類学上の「目」ごとに会場全体がレイアウトされているから、展示を見ながら鳥類の世界の奥深さが実感できるぞ。

ハヤブサ/ハヤブサ目(国立科学博物館蔵)
オオハナインコ/インコ目(国立科学博物館蔵)
オオタカ/タカ目(国立科学博物館蔵)

 そのほか、日本では絶滅した「キタタキ」、「トキ」などの標本や、ゲノム解析による研究の結果、2021年に新しく日本固有種と認められた「キジ」、「ホントウアカヒゲ」、「オリイヤマガラ」、「オガサワラカワラヒワ」、「リュウキュウサンショウクイ」が揃って展示に登場。まとめて観察できる貴重な機会をお見逃しなく。

オガサワラカワラヒワ/スズメ目(国立科学博物館蔵)

 日本初公開の史上最大の飛ぶ鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルも見逃せない。翼開長7mに達する迫力を味わおう。

ペラゴルニス・サンデルシ生体復元モデル(国立科学博物館蔵)

 鳥類の知識をアップデートするもよし、お気に入りの種を見つけるもよし! 自分に合った見方で、展示をぜひ楽しんでほしい。

 今回は、読者プレゼントとして、招待券を5組10名様ご用意。少しでも気になった方はぜひ応募してね! 応募〆切は、10月9日(水)。チケットは10月中旬ごろに発送予定。当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

 チケットの応募には無料の会員登録が必要です。


イベント名特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」
会期2024年11月2日(土)~2025年2月24日(月・休)
※会期等は変更になる場合があります。
会場国立科学博物館 
住所〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
問い合わせ050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式サイトhttps://toriten.exhn.jp/
そのほか開館時間、休館日、入場料の詳細は決定次第、公式サイト等で発表されます。
展示内容は変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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