【小中学生募集中】自宅が「好きを究める」研究所になる!オンライン研究スクールNEST LAB.

 『子供の科学』おすすめのオンライン研究スクールをご紹介! その名も「NEST LAB.
ネストラボ
」。子供の科学とのコラボワークショップも開催し、多くの読者が参加してくれています。

 NEST LAB.の教室のコンセプトは、将来自分の好きなことを究めていって活躍したい、科学が好きな読者のみなさんにぴったり! それではさっそく、その特長を見ていきましょう。

小中学生の才能発掘研究所 NEST LAB.とは?

 NEST LAB.は「好きを究めて知を生み出す」をテーマとした、小中学生のオンライン研究スクールです。

 研究者集団であるリバネスが20年間培ってきたノウハウをもとにした、NEST教育(JST「ジュニアドクター育成塾」事業に民間企業で唯一採択)を通じて、子どもたち一人ひとりの才能を発掘し、伸ばしていきます。修士・博士号を持った講師や、全国の好きを究めたい仲間たちと一緒に、「世界中の誰もが知らないこと」や「まだ誰も解決できていないこと」を探究していきましょう!

 2021年のNEST LAB.(ジュニアドクター育成塾)活動報告動画もチェック!

NEST LAB.でできること

①君の好きを研究しよう

 NEST LAB.は、本人の才能を伸ばすために、好きなことをとことん追求する研究所です。仮説検証を繰り返し、徹底的にトレーニングを行い、研究のセンスを磨きましょう。

②全国どこからでも参加できる

 オンラインで学ぶため、全国どこからでも受講することができます。いろいろな分野の「好き」を持った全国の小中学生研究者たちと仲間になり、一緒に学んでいきましょう。

③プロと議論しよう

 講師は、修士・博士号を取得した研究者たちです。中高生のための学会「サイエンスキャッスル」等の学会で発表し、中高生や大学生、大人の研究者たちと議論しましょう。

NEST LAB.で学べる3つの専攻

 オリジナル教材を用いることで、オンラインでありながら、実体験を通じて好きを究めていくことができます。講師は、修士・博士号を取得した研究者たちです。子どもたちの興味をどこまでも深ぼっていくことができます。学ぶことのできる専攻は3種類あり、好奇心・主体性・課題発見力・課題解決力・プレゼンテーション力等を養うことができます。

 それでは、3つの専攻について見ていきましょう。

サステイナブルサイエンス専攻
「身近に隠されたサイエンスを発見しよう」

■概要
環境問題、食糧問題、エネルギー問題、海ゴミ問題…。数多くの社会問題が取り上げられる中、ヒトがこれからも地球で暮らしていくためには、持続可能性を問うことが重要になります。人間だけでなく、自然や生き物など生態系全体に視野を広げて、問うことが大切です。言い換えるならば、身の回りを観察し、自ら疑問を持つということです。本専攻では子どもたちの純粋な好奇心を起点に、問うことを繰り返し、身近に隠されたサイエンスを発見しながら、ともにサステイナブルな社会を考えていきます。
■キーワード
環境、エネルギー、生き物、微生物など

ロボットAIテクノロジー専攻
「身近な課題を解決するテクノロジーを発明しよう」

■概要
言葉、船、紙、カメラ、自動車、人工衛星、インターネット、ロケット、AI…。はるか昔の旧石器時代から、人類はさまざまな発明をしてきました。その進歩は止まることを知らず、次々と新たな発明が生まれています。そして、近年急速に発展するAIやロボット技術は身近になり、誰もがそれらを活用して、新たな発明ができる時代になっています。本専攻では、各技術を基礎から学び、それらの知識を組み合わせて新しいテクノロジーを発明し、身の回りの課題を解決していきます。
■キーワード
プログラミング、AI、ロボット、ゲーム、3Dプリンタなど

アントレプレナーシップ専攻(NEW!!
「課題を発見し、自分の意思で新境地に飛び込もう」

 

 2023年度から初等・中等教育で本格化する予定のアントレプレナーシップ教育の開始に先立ち開講! アントレプレナーシップ専攻開講の思いは以下の記事もチェックしましょう。

小中学生の才能発掘研究所NEST LAB.、7社のベンチャー企業とオンライン型のアントレプレナーシッププログラムを共同開発、2023年4月より開講

■概要
SDGsに代表されるように、地球上のさまざまな課題の解決に向けて取り組むことが当たり前の社会となった今、小中学生の時からアントレプレナーシップ(自らの意思で新境地に飛び込み、未知の事柄に挑戦し続けるマインドや行動力)を養っていくことが重要となってきました。しかし、教科書やweb等の情報のみでは、課題を自分ごととして捉えづらいことが多くあります。そこで本専攻では、課題を自分ごと化し、課題解決に取り組んでいる若いアントレプレナーたちとの議論や実験を通じて、子どもたち自身の新たな挑戦を応援します。
■キーワード
宇宙建築、毛髪診断、微生物、サンゴ、昆虫食、モビリティ、衛星データなど

活躍する先輩たち

立崎乃衣さん(2016年卒業)

 5歳より電子工作、9歳よりロボット製作を始める。サイエンスキャッスル2017関東大会でTHKの部品を使った給仕ロボットペンちゃんを発表し優秀賞・大会特別賞受賞。2017年よりFRCチームSAKURA Tempestaに所属し設計を担当。FIRST Robotics Competitionに出場し、Regional Chairman’s Awardを2回、新人賞3つを全て受賞。「Lenovo」が選ぶ「社会変化を体現している10人の若い女性」に日本人で唯一選出。孫正義育英財団5期生。NEST LAB.の前身であるロボティクスラボで培った3DCADの技術を活用し、2020年Face Shield Japanを設立し、2000個のフェイスシールドの寄付活動を行う。

 立崎さんの現在の活動内容や、ものづくりに目覚めたきっかけについて紹介している動画を視聴いただけます。

松尾和弥さん(2018年卒業)

 ロボティクスラボでの研究開発を経て、2025年の大阪万博に向けた、水素エネルギーを活用したロープウェイの構想を考え、発表。その成果が2017年に大阪府主催の「水素・燃料電池工作コンクール」にて優秀賞に選ばれる。その後も、研究開発を続け、サイエンスキャッスル研究費THK賞に採択され、自宅で3Dプリンタなどを用いて水素エネルギーロープウェイのモデルを開発。その後、都市型ロープウェイを研究開発している、ベンチャー企業「株式会社Zip Infrastructure」にインターン生として参加し、研究開発を進めている。

 松尾くんによるロボティクスラボの参加に関する考察は以下でチェック!

特別投稿:ロボティクスラボを通じて学んだこと(松尾和弥)

体験教室参加者募集中《入会金無料キャンペーン12/23まで

 2023年4月からの入会者を対象に、体験教室の参加者を募集中です。

 また、入会金(2万円)無料キャンペーンを2022年12月23日までに体験教室を申し込んでいただいた方を対象に実施しています。2023/2/26(日)までは無料でキャンセル可能ですので、ご関心のある方はまずは体験参加・入会登録をお願いします。

自分のDNAを取り出し、生き物のふしぎを研究しよう!

テーマは生き物の設計図DNA!自分自身のDNAを自分の目で見てみよう!さらに、バナナと人のDNAのちがいについても考えよう!

浮かんで進む!ホバークラフトを開発しよう!

キットやブロックなどを使わずに、身近な材料のみで、空飛ぶ乗り物「ホバークラフト」を作ってみよう!改造をして、世界に一つだけのオリジナルホバークラフトを開発しよう!

水道管のない無限手洗い機!?〜水に困らない循環型の世界をつくるために私たちは何ができるか

98%の水を再利用できる循環手洗い機を開発しているWOTA株式会社の前田さんがきます!一緒に議論しながら、水問題について考えよう!

取材協力

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「NEST LAB.(ネストラボ)」は、「好きを究めて知を生み出す」をテーマとした、小中学生の才能発掘研究所です。オンラインでありながら実体験を通じて、自分の「好き」を磨くことができるオリジナル教材を用いて、修士・博士号を持った講師たちと学んでいきます。ロボットAIテクノロジーとサステイナブルサイエンスの2つの専攻に加え、2023年度からはアントレプレナーシップ専攻を開講。2023年度4月からの新規入会者も募集中。詳しくはホームページをご覧ください。 NEST LAB.公式ホームページ

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