宇宙から撮影した衛星写真にうつる「世界の海12色のクレヨン」が誕生!

 海の色って何色? たぶん青色を思い浮かべるんじゃないかな?

 ところが、人工衛星から撮影された地球の海の画像を見ると、さまざまな青色があることがわかります。

 海の環境や、そこに棲息する生き物などによって、地球にはさまざまな美しい色の海が存在するのです。中には赤や黄色の海まであります。

 宇宙事業を展開するスカパーJSATは、衛星画像にうつる美しい地球の海の色をたくさんの人に知ってもらい、この色を守るために地球を大切にする気持ちを広げていきたいと考えました。

 この「海のクレヨン」は、衛星写真の中から12か所の海を選び、その色をクレヨン職人と一緒に再現したクレヨンです!

 この12色に色の名前はありませんが、どの色にも理由があります。クレヨンにはその色の海の場所をあらわす緯度と経度が書かれています。

 例えば「46.13594 , 33.91955」は「ウクライナの腐海
ふかい
」。この赤っぽい色も、海の色なんです。なんでこんな色になるのでしょう?

 この場所は干潟で、一番深い場所でも水深約3m。とても浅いため海水の循環が少なく、夏には水温が上昇します。また、海水の塩分が高く、とてもしょっぱいのです。これにより
が異常に繁殖し、βアカロテンを生成するため、この色になります。

 「海のクレヨン」のホームページには、他にも色のもとになった海が、衛星写真とともに詳しく解説されています。ぜひ、世界の海に思いを馳せながら、このクレヨンを使ってみてください。

「海のクレヨン」
価格:2420円(税込)
発売:スカパーJSAT
原材料:みつろう(原材料中の40%)、カルナバワックス、食用油、顔料、魚油、ビタミン

※小さなお子様の「安全」を第一に考え、万が一お口に入れても大丈夫なように、石油由来のワックスや合成界面活性剤などを使用せず、全て天然由来の素材を厳選し開発をしております。

※このクレヨンの売り上げの一部は、海面上昇の危機に直面をしているキリバス共和国に寄付し、気候変動による被害対策を行う自然災害基金として活用して頂きます。

取材・文

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