【2014年ノーベル医学・生理学賞】自分はどこにいるのかを把握する脳内GPSを解明

2014年医学・生理学賞 ジョン・オキーフ博士(イギリス・ロンドン大学)、メイブリット・モーザー博士、エドバルド・モーザー博士(ともにノルウェー・ノルウェー科学技術大学) ※所属は受賞当時

 現在、私たちは全地球測位システム(GPS)を利用することで自分がいる場所を正確に知ることができるようになっていますが、実際はGPSがなくても自分がどこにいるかは大まかにわかります。どこからどれくらい移動したか無意識に(感覚的に)覚えている…という経験を、誰しもしていることでし ょう。地図などを見なくても自分がいる場所がわかるのは、一体どうしてなのでしょうか。

 この謎を解明し、脳内にGPSのような空間を認識する能力があることを明らかにした研究に、2014年の医学・生理学賞が贈られました。受賞したのは、イギリス、ロンドン大学のジョン・オキーフ博士と、ノルウェー科学技術大学のメイブリット・モーザー博士、その夫のエドバルド・モーザー博士の3名です。

★研究解説はコカネットプレミアム会員になると読むことができます。

こちらの閲覧にはプレミアム会員へのご登録が必要となります。


プレミアム会員登録がお済みの方は、いったんログアウトをしていただき、Fujisan.co.jpにてお申込み頂いたアカウントにて再度ログインをお願いします。
サイト上部に表示されているロゴが、金色のコカネットプレミアムに変わったら、プレミアム会員のお手続き完了です。


最新号好評発売中!

子供の科学 2024年 10月号

CTR IMG