『コカデミア』本格スタート!将来を考えるメディアの役割って?《ツッティー》-コカデミア編集会議室より

 『中高生の科学 コカデミア』を見に来てくれて、ありがとうございます。『子供の科学』、『コカネット』、『コカデミア』編集長のツッティーです。

 『子供の科学』(KoKa)は小中学生向けの科学雑誌です。中学生になってしばらくすると、受験勉強や部活などで忙しく、雑誌を読むひまがなくなったり、タイトルが「子供」ということもあって、より自分の趣味に特化した専門誌に移っていったりして、多くの読者がKoKaを卒業していきます。また、最近ではWebメディアやYouTubeなどの動画で情報を得るようになって、雑誌を読まなくなることもあるでしょう。

 KoKaは98年も続いている雑誌ですから、読んでいたという大人とたくさん出会います。研究者や開発者はもちろん、大きな企業の偉い人、たまたま出会った小さな企業の社長などなど、本当にいろいろな仕事のKoKa読者OBが、社会で大活躍しています。そして、KoKaに愛着を持ってくれている方が多いとも感じます。マンガ雑誌のように、クラスのたくさんの友だちが読んでいるような雑誌ではないので、どこかこっそり、ひそかに読んでいたという人が多いのではないかと思います。

 読んでいる人の数は多いとはいえないけれど、KoKaは読者と深いつながりがつくれる雑誌だと感じています。

 そんなせっかくつながった読者のみなさんと、お別れするなんてもったいない!

 それが、『コカデミア』を立ち上げた一番の理由です。

 そして、KoKaで見つけたさまざまなおもしろいこと、すごい体験を、将来につなげるような役割をするメディアにできないか、と考えました。

 社会に出て活躍するたくさんの読者OBを見てきて、KoKaで読んだ記事が大学での研究につながっていたり、工作をつくった体験が新しい製品を開発するきっかけになっていたりすることを知りました。読者のみなさんとWebメディアでつながり続けることで、もっとたくさんの人が、自分の「好き」を見つけて、将来につなげていくお手伝いをできるんじゃないかと思いました。

 KoKaでは「将来どんな仕事につきたいか」、「将来の夢は何か?」と読者に質問をすることがあります。みんなの思いを知りたいからです。人気なのは科学者や医師などで、明確な夢を持っているKoKa読者が多いと感じます。

 一方で、聞かれたからとりあえずそう答えただけかもしれない、と感じることもあります。もっというと、

明確な夢を持っていなければいけないなんてことはない

 と、ツッティーは思っています。少なくともツッティーは、高校生になっても、将来なりたい仕事を見つけていませんでした。部活と遊びと勉強で毎日精一杯でした。

 また、AIなどの技術が大きく進歩し、働き方も大きく変化する中で、仕事のあり方が大きく変わると思っています。あと10年もすれば、今は想像もできないような職業がたくさん生まれているともいわれています。その変化にちゃんと適応して、自分のやりたいことを見つけていくことが大切です。

 『コカデミア』は、そんな時代を楽しく生きて、自分の人生を切りひらいていくための情報と体験を届けるメディアにしたい、と考えています。

 だから、いろいろな生き方をするセンパイに協力してもらって、直接話を聞いたり、相談したりできるようにしたいと思います。また、みなさんからの声をたくさん聞いて、記事やイベントに活かしていきたいです。

 本編サイトでは、なかなか長々と思いを説明できないので、ここで『コカデミア』創刊にあたって、編集長のツッティーが思っていることを書きました。

 4月17日(日)に開催する「好きをミライへつなげる講座」の一発目に登場していただく、クラスター株式会社の加藤直人さんに取材をして、自分の生き方を切りひらいてきた姿に衝撃を受けました。これからの時代をつくっていくのは、こういう人なんだな、とも感じました。

 半額キャンペーン中ですので、385円(税込)でプレミアム会員になれば、誰でも参加することができます。時代の最先端を突き進む加藤さんの話をじっくり聞いて、質問できるチャンスなんて、なかなか訪れるものではありません。

 とはいえ、スマホ片手に、寝転がって話を聞いてもらって全然OKです。それがオンラインイベントのいいところ! ぜひ気軽に参加してみてくださいね。

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