【2025年10月号】AI音声認識で“びっくりお菓子箱”を改造しよう!

 『子供の科学2025年10月号』の「AkaDakoものづくりラボ」では、AIの音声認識を使って、ハロウィンにピッタリの工作「びっくりお菓子箱」をつくっています。

 記事では完成したところで終わりましたが、マリちゃんはもっとおもしろくするための改造も考えているみたいでした。

 そこで、マリちゃんが考えている改造の、ヒントになる方法をここで紹介していきます。

ランタンを光らせてみよう!

 10月号の第3回の最後で、マリちゃんとタコちゃんはLEDを使う改造を思いついていました。ランタンを紙でつくってタコラッチ・ミニにのせて、タコラッチ・ミニのLEDを光らせてみるのはどうでしょう。

 紙で筒状のランタンをつくって、タコラッチ・ミニの上に置きます。

 タコラッチ・ミニに入っている「課題解決プログラミングカード」にある、「制御01 明かりをつける/消す」の「補足」を参考にしてプログラムをつくります。

 LEDを光らせると下の写真のようになります。

人が近づいたらお知らせをするようにしよう!

 「びっくりお菓子箱」は、「トリック・オア・トリート」という合言葉でふたが開きますが、合言葉を知らないと手で開けたくなりますよね。

 そこで、人が近づいたら、「トリック・オア・トリートと言ってね!」をお知らせをするといいかもしれません。

 これは、タコラッチ・ミニの人感センサーを使います。お知らせをするには、「課題解決プログラミングカード」にある「音を鳴らす」で、自分の声を録音して再生する方法が紹介されているので、こちらを参考にしてください。

完成プログラム

 今回の改造で、人が近づくと、ランタンが赤く光って、「トリック・オア・トリート!と言ってね!」とお知らせをする、「びっくりお菓子箱」にしました。

 プログラムは次のようにしました。

 完成したら箱の中にお菓子を入れて、家族や友達をびっくりさせましょう!

 また、他の改造方法もあるかもしれません。「課題解決プログラミングカード」を参考にして、他のアイディアも考えてみてくださいね。

高松基広 著者の記事一覧

AkaDako作者。CoderDojoつくば・守谷チャンピオン。つくば市ICT教育推進アドバイザー。ティーファブワークス代表。

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