ジブン専用パソコンでつくった3Dのモデルを3Dプリンターで出力してみよう

 『子供の科学2023年4月号』の「はじめようジブン専用パソコン」では、3D CADでモデリングをしたね。記事でつくった雪だるまのモデル、みんなもつくってみてくれたかな? 
 さて、記事の最後で雪だるまのモデルを3Dプリンターで出力したものを紹介しているよ。これは監修の阿部和広先生が持っている3Dプリンターを使ったけど、家に3Dプリンターがない読者のみんなも多いかもね。そこで、家に3Dプリンターがなくても出力できる手段を簡単に紹介するよ。

3Dプリントを依頼できるサービスを利用する

 必要なデータを送ったら、3Dプリントをしてくれるサービスがあるので、それを利用するという方法があるよ。Webサイトでデータを登録すればよいところが多く、気軽にチャレンジできるのもメリット。
 インターネットで「3Dプリンター出力サービス」と入力して検索すると、たくさんのサービスがヒットする。サービスによっていろいろ素材が選べたり、価格や、データの作成方法などが違うので、各サービスの利用ガイドはよく読んでから選ぼう。もちろん費用がかかるし、ユーザー登録が必要だったりするので、保護者の人と一緒に利用してね。

 ちなみに下の写真は「DMM.make」で記事でつくった雪だるまを出力したものだ(1円玉は大きさをわかりやすくするためのもの)。素材は透明タイプのレジン。DMM.makeはたくさんの素材から選べるのが特徴だ。

3Dプリンターを利用できる場所で出力をする

 もし、近くに3Dプリンターを借りられたり、出力サービスがある工房などがあったら、そこを利用する方法もある。ひょっとしたらワークショップなども開催しているかもしれないので、そんな機会があったら参加してみてもいいかもしれない。
 そういうところはどこかわからないなら、例えば「FabLab(ファブラボ)」などを探してみて、利用してみるのもいいかもしれないね。

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