高知県 高知県立牧野植物園【2023年8月号 別冊付録】

『子供の科学2023年8月号』の別冊付録「生き物観察 自由研究BOOK」。この付録に協力してもらった、高知県 高知県立牧野植物園のページだ。
付録でも掲載しているおすすめの植物を、ここではもっと詳しく紹介するよ! 施設の基本情報も要チェック♪

●自由研究におすすめの植物は?

①コマツヨイグサ

「夜咲きの植物なので、夜が深まるにつれ花が開いていく様子や花のつくり、花粉、花色の変化など、いろいろ観察して調べてみよう。メマツヨイグサやマツヨイグサなど、同じ仲間と比較してもおもしろいよ」

見つかりやすさ★★★★
観察のしやすさ★★★★
映え度★★★★
おもしろ度★★★★★
ご当地度★

②クサギ

「一日中咲いているので、昼間から観察できる。雄しべの動きの観察、葉柄の長さ、葉や花の匂い、どんな虫がくるのか、またどんな場所に生えているか調べてみよう」

見つかりやすさ★★★★★
観察のしやすさ★★★★
映え度★★★★
おもしろ度★★★★
ご当地度★

③カラスウリ

「夜咲きの植物なので、夜が深まるにつれ花が開いていく様子やどんな虫がくるのか観察して調べてみよう。キカラスウリやモミジカラスウリなど、同じ仲間との違いを探してみよう。 巻きひげが巻きつく様子の観察をしてもおもしろいかも!?」

見つかりやすさ★★★
観察のしやすさ★★
映え度★★★★★
おもしろ度★★★★
ご当地度★

④タキユリ

「花や果実がついている株の葉の枚数と植物体の大きさを調べて、花や果実がつく条件の傾向をさぐってみよう」

見つかりやすさ★★
観察のしやすさ★★★
映え度★★★
おもしろ度★
ご当地度★★★★

⑤ビロードムラサキ

「花がついている株の高さと葉の枚数、生えている環境(日当たり)を数えて、花が付く条件の傾向を調べてみよう。
 その他、毛の観察と何のために生えているか、考えてみよう(乾燥対策?虫対策?紫外線対策?)」

見つかりやすさ★
観察のしやすさ★
映え度★★
おもしろ度★
ご当地度★★★★★

⑥オーシャンブルー

「よくホームセンターで見かけるオーシャンブルーをはじめアサガオの仲間には外国からやってきた種類が多い。
 家の周りのアサガオの仲間にはどんなものが生えているだろう? それらについてどこの国からやってきたか調べてみよう。 花のつくりや咲く時間、花色の変化も観察してみよう」

見つかりやすさ★★★★
観察のしやすさ★★★★
映え度★★★★★
おもしろ度★★★
ご当地度★

【科学館の方から読者のみんなへ】

「ふしぎだなと思うことについて、とことん掘り下げて調べてみよう」

●施設情報

・施設名:高知県立牧野植物園 
 https://www.makino.or.jp/
・開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
・休館日:年末年始(12/27~1/1)
     メンテナンス休園がある。

・観覧料:
  一般 730円(高校生以下無料)
  団体 630円(20名以上)
  年間入園券 2930円(1年間有料のフリーパス)

・施設概要

 高知が生んだ「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士の業績をたたえた植物園。
 高知市五台山にあり、牧野博士にゆかりのある植物など3000種類以上の植物が楽しめるほか、博士の生涯が学べる常設展示もある。


※各施設のアドバイス訪問の詳細は、『子供の科学2023年8月号』別冊付録「生き物観察自由研究BOOK」P22を確認してね。

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