7月12日(土)より国立科学博物館にて、4万年前の氷河期にタイムスリップする特別展が開催されるよ。寒冷な気候のために地球上の広い地域が氷河におおわれ、マンモスなどの巨大な動物たちが生きていたこの時代、人類はどのようにして生きていたのか。絶滅したものとしなかったものの違いは何なのか。その謎に迫っていくよ。


氷河期のヨーロッパ北部は氷床におおわれ、中央部に乾燥した草原地帯が広がり、「氷河期のメガファウナ(巨大動物群)」と呼ばれる大型の動物たちが君臨していた。会場には、ホラアナグマやホラアナライオン、ケナガマンモスなどの生体復元模型が登場。その迫力を味わってね。

パリ国立自然史博物館所蔵 © MNHN – JCDomenech
今回の見どころのひとつは、日本初展示となるネアンデルタール人とクロマニョン人の実物の頭骨。同じ氷河期を生きたネアンデルタール人とクロマニョン人。しかし、4万年前までにネアンデルタール人は姿を消すことに。何が両者の運命を分けたのか。その体格の違いにも注目しよう。
その他、日本列島における氷河期についても紹介。日本三大絶減動物(ナウマンゾウ、ヤベオオツノジカ、ハナイズミモリウシ)などの動物たち、そして氷河期の日本列島での人類の暮らしはどのようなものだったのだろう。展示を見て考えてみてね!
今回は、読者プレゼントとして、招待券を5組10名様分ご用意。応募〆切は、7月31日(木)。チケットは8月頭ごろに発送予定。当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
チケットの応募には無料の会員登録が必要です。

| イベント名 | 特別展「氷河期展~人類が見た4万年前の世界~」 |
| 会期 | 2025年7月12日(土)~10月13日(月・祝) |
| 会場 | 国立科学博物館 |
| 住所 | 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 |
| 開館時間 | 9時~17時 ※入場は閉館時刻の30分前まで |
| 夜間開館 | 8月8日(金)~17日(日)および10月10日(金)~13日(月・祝)は19時閉館(入場は18時30分まで)。※常設展示は8月9日(土)~15日(金)は18時まで。それ以外の期間、常設展示は17時まで(入場は各閉館時間の30分前まで)。 |
| 休館日 | 7月14日(月)、9月1日(月)、8日(月)、16日(火)、22日(月)、29日(月) |
| 問い合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| 公式サイト | https://hyogakiten.jp |
| そのほか | ※会期・開館時間・休館日等は変更になる場合があります。 入場料等の詳細は決定次第、公式サイトで発表されます。 |