【8/19(土)~27(日)】自由研究におすすめ!サンゴへのエサやり体験、実験教室プログラム「サンゴの好きを探し出せ!」

 絶滅の危機にあるサンゴを救うべく、「サンゴが何を好んで食べるのか?」、実験しながら考えるイベントが、2023年8月19日(土)から27日(日)の9日間、日本科学未来館7階ドームシアターロビー(東京)にて開催されます。

 サンゴはどのエサを好むか、それはなぜなのか、子供たち自ら仮説を立て、実際にサンゴにエサを与えて観察します。用意するエサは野菜や海藻の他、現在問題になっているマイクロプラスチックなども含み、環境問題についても考えていきます(※プラスチックは実際に捕食してしまわぬよう、捕食前に取り除きます)。参加料は無料です(日本科学未来館の展示、ドームシアターの鑑賞をする場合は、別途入館料が必要)。

イベントを主催するのは、サンゴ礁生態系を都心部で再現する独自の「環境移送技術」を持つ、東大発ベンチャー 株式会社イノカ。
シチズンサイエンスとは、研究者ではない一般の方々が研究に参画することで自然科学への理解を深めながらも科学技術の発展に貢献する新たな研究手法。

 イベント初日の8月19日(土)には、東京大学のサンゴの研究者や、小学5年生ながら学会発表を行った未来の海洋研究者を招待したトークイベントも開催します。会期中にはサンゴ礁の海を再現した水槽を設置し、ご来場のどなたでも生きた本物のサンゴを間近で見ながら海のことを学べる特別展示も実施します。

20年後には気候変動に伴う海水温の上昇によりサンゴ礁の70~90%が消滅する可能性が高いといわれており、海の生物多様性やそこから生まれる経済価値を守るためにサンゴ礁の保全は最重要課題。

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