異色の美術展 特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」開催決定!(2023年3月~神戸、5月~上野)

恐竜をテーマにした展覧会といえば、化石が定番だよね。もちろん化石も最高なんだけど、このたび紹介する展覧会のテーマは「パレオアート」。恐竜などの古代生物を描いた絵画が大集合! 図鑑を見るのが好き、恐竜の生きている様子を想像するのが好きという人は、この貴重な機会をお見逃しなく★

 科学としての恐竜研究の歴史が始まった19世紀以降、人々は化石などの痕跡から、恐竜がどんな姿をしているのか想像を膨らませてきた。今回の展示では、恐竜絵画の歴史の最初期に描かれた貴重な作品も展示されるよ。

ジョン・マーティン《イグアノドンの国》1837年 水彩・紙 30.2×42.6cm ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ、ウェリントン Gift of Mrs Mantell-Harding, 1961. Te Papa (1992-0035-1784)

 また、パレオアートにおいて国際的な影響力や評価が高い2大巨匠、チャールズ・R・ナイトとズデニェク・ブリアンの作品も登場。ナイトは、19世紀末から20世紀前半のアメリカで活躍し、生物学的知見に基づいて、恐竜をいきいきと描いた。

チャールズ・ R ・ナイト《 ドリプトサウルス( 飛び跳ねるラエラプス) 》 1897 年
グアッシュ・紙 40 × 58 cm アメリカ自然史博物館 、ニューヨーク Image#100205624, American Museum of Natural History Library.

 ブリアンは、20世紀中盤から後半にかけてチェコで活躍。当時の東欧は直接化石を研究する機会が限られていたにもかかわらず、ヨーロッパ美術のリアリズムの伝統を踏まえた作品を生み出し、国際的に高く評価された。

ズデニェク・ブリアン《タルボサウルス・バタール》 1970 年 油彩・カンヴァス
56 × 42.5 cm モラヴィア博物館、ブルノ © Jiří Hochman – www.zdenekburian.com and Fornuft Consulting s.r.o.

 今回の展示では、恐竜研究の発展とともに変化する恐竜の姿を現代に描く新しい作品も見ることができる。国内からは、小田隆の迫力ある作品が登場。恐竜好きにとっては憧れの存在だよね。

小田隆《篠山層群産動植物の生体・環境復元画》 2014 年 アクリル・カンヴァス
115×160cm 丹波市立丹波竜化石工房 ©小田隆/丹波市

 展覧会は、2023年3月から神戸、5月から上野で開催される。1月20日(金)から神戸会場の前売りチケットが発売予定。ぜひ足を運んで、迫力ある作品を間近に見てみて!

イベント名特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」
会場・会期兵庫県立美術館 2023年3月4日(土)~5月14日(日)
上野の森美術館 2023年5月31日(水)~7月22日(土)
観覧料(神戸会場)高校生以下無料、大学生/当日1500円・前売り1300円、一般/当日2000円・前売り1800円、70歳以上/当日券のみ1000円
●神戸会場の前売りチケットは2023年1月20日(金)~発売予定
備考東京展のチケット情報などは決定次第公式HPなどで発表。
公式サイトhttps://kyoryu-zukan.jp/

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