月での生活はどうなる? 「月で暮らそう、月で遊ぼう 重力1/6のワンダーランド」(東京都/12/10(土)~2023年3月2日(木))※会期延長で3月31日(金)まで

2023年はウサギ年。月に思いを馳せるのにぴったりの年だよね。NASAでは月への有人飛行を目指す「アルテミス計画」も進行中。普通の人が月へ行ける時代は案外すぐそこかもしれない。「月で暮らそう、月で遊ぼう 重力1/6のワンダーランド」は、そんな月での生活に想像力を膨らませる展覧会だよ。

 「月で暮らそう、月で遊ぼう 重力1/6のワンダーランド」は、重力が地球の1/6しかない月での衣食住について、α世代(2010年以降生まれの人を中心とする世代)の子どもたちが集まって考えた成果を発表する展覧会。

 2022年3月~10月の期間、子どもたちとプロフェッショナルの大人たちによって行われたワークショップやアイデアコンペでの対話や創造が形となり、宇宙服、映画、料理、体操と、さまざまなジャンルの作品としてお目見えするよ。

 1/6しか重力がない月ではどんなことに悩むのだろう? 体がなまらないようにどんな運動をしたらいいだろう? どんな答えにたどり着いたのか、展覧会でぜひ見てみてね。

ワークショップ「MoonHouseの暮らしを映画にしよう」の様子。(プロフェッショナル:森内康博)
 1/6重力をイメージしたダンス。(プロフェッショナル:森山開次)

 全体監修を務めるのは、宇宙飛行士として活躍した向井千秋先生(東京理科大学特任副学長)。2023年2月4日(土)には、向井先生と、はまぎんこども宇宙科学館館長の的川泰宣先生が共演するイベントが開催されるから要チェック★ 申し込み方法や締め切りなど、詳細は公式サイトを確認してね。

 やがてくるであろう普通の人が月へ行ける時代を待ちわびながら、重力が地球の1/6の月での生活はどうなるのか一緒に想像してみよう!


イベント名「月で暮らそう、月で遊ぼう 重力1/6のワンダーランド」
会期2022年12月10日(土)~2023年3月2日(木)
会期延長で3月30日(金)まで
会場ギャラリー エー クワッド
住所〒136-0075 東京都江東区新砂1-1-1
開館時間10時~18時 (土曜、最終日は17時まで)
休館日日曜、祝日、12月29日(木)~1月5日(木)
入場料無料
問い合わせ03-6660-6011
公式サイトhttps://www.a-quad.jp/

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