『子供の科学』2025年4月号とじ込み付録の「フシギな算数パズル」、キミは挑戦してくれたかな?
ピースを並べ替えて正三角形にはできたかな。ここではこのパズルをさらに楽しむ方法を紹介するよ!
算数パズルのピースのつくり方は、4月号の23ページで紹介しているよ!
正方形にしてみよう!
みなさんは、ピースを並べて正三角形をつくってみましたか? 下の写真のようにピースを並べると、正三角形になります。

このピースを並べ替えると、正方形になります。どのような並べ方をすれば正方形になるでしょうか。
下の写真のように並べると、正方形になります。

くるっと回すと正三角形が正方形に!
このパズルの面白いところは、ピースが3か所つながった状態でくるっと回すと、正三角形から正方形に並べ替えることができます。
ピースはセロハンテープでつなぎます。つなぎ方は次のようになります。


ピースをつないだら、動画のように正三角形からくるっと回して正方形に並び替えて、感動してみてください!
デュードニーの『カンタベリー・パズル』
この算数パズル、雑誌記事でも紹介しましたが、イギリスの数学者でパズル作家だったヘンリー・アーネスト・デュードニー(Henry Ernest Dudeney)の『カンタベリー・パズル』(1907年)に収録されたパズルの1つで、「The Haberdasher’s Puzzle」(小間物行商人のパズル)と呼ばれるものです。

[1], Public domain, via Wikimedia Commons
『カンタベリー・パズル』には全部で114問のパズルが掲載されていたそうです。数学を背景にしたものをも多かったようなので、どんなパズルがあったのか、調べてみてもおもしろいかもしれませんね。
(監修/横山明日希)
