「算数謎解きバトル」Part③考える力がグ~ンと伸びる論理パズル-Q6・Q7

Q7 論理パズル②の解答

推理のキーとなる発言を見つける!

 この推理パズルもQ6の選択肢と同じように、5人の年齢の順番は120通りしかないから、頑張れば答えにたどり着ける。しかしこのパズルも、もっと考えやすい方法を見つけられるのだ。

 5つの発言の中で最初に注目するのは、だいすけの発言だ。「ぼくには姉がいないよ」といっていることから、めぐみまいだいすけよりも年下だということがすぐわかる。さらに、めぐみが「わたしには妹がいるわ」といっていることから、めぐみよりもまいの方が年下だということがわかる。

【思考のポイント】
つまりこの3人は、年が上の人から「だいすけ⇒めぐみ⇒まい」の順に並ぶことになる。これで、残るこうじとゆきおの2人がどこに入るかを考えればよくなったゾ!

 まいが「わたしには弟が1人だけいるわ」といっていることから、こうじゆきおのうち、どちらか1人はまいよりも年下だ。どちらが年下なのかは、ゆきおの発言でわかる。「ぼくには弟がいないよ」といっているため、ゆきおは男性陣の中で一番年下に違いない。まいのいう「1人だけの弟」とは、間違いなくゆきおのことである。だから、年齢が高い者から順に「だいすけ⇒めぐみ⇒まい⇒ゆきお」になることがわかる。

 残るはこうじだけだ。こうじは「ぼくには姉がいるよ」といっている。姉がいるということは、めぐみよりも年下だ。また、もう一度まいの「弟が1人だけいる」という発言を思い出すと、まいにはゆきお以外の弟がいないわけだから、こうじまいよりも年上のはずだ。つまり、こうじめぐみまいの間に入ることになる。

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東田大志 著者の記事一覧

1984年兵庫県生まれ。京都大学総合人間学部卒業、同大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。「パズル学」の論文により日本初の博士号を取得。パズル作家としても70種以上のパズルを考案している。小学生から高校生までパズル三昧の日々を送り、高校三年生の夏休みから本格的に受験勉強を開始したところ、京都大学法学部に現役合格。大学在学時に、自作パズルを書いたビラを47都道府県で配り、通称「ビラがパズルの人」として話題になった。テレビ・ラジオにも多数出演中で、新聞や雑誌にも連載を持つ。

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