エンジニアたちが「魔改造」したモンスターたちが集結! 「魔改造の夜 THE MUSEUM」開催中!

 家電やおもちゃなど、日常で使う製品が、「お題」に基づいて「魔改造」されたモンスターマシンの能力を競い合う番組「魔改造の夜」。NHKで2020年6月から放送されている、ものづくりや技術開発にフォーカスしたエンタメ番組で、見たことがあるKoKa読者もいるんじゃないかな。

 さて、その「魔改造の夜」に参加したモンスターマシンを、直に見られるイベント「魔改造の夜 THE MUSEUM」が東京・秋葉原で開催中だ。

「魔改造の夜 THE MUSEUM」会場の様子

 「魔改造の夜」でいろいろな製品を「魔改造」するのは、日本を代表するメーカーや新進気鋭の町工場で活躍するプロフェッショナルから、プロエンジニアを目指す学生といった幅広いエンジニアのみなさん。「お題」にあわせてアイデアを出し合い、トライアンドエラーを繰り返してマシンを完成させ、それを本番で動かすんだ。いろいろなアイディアが出てくるのはおもしろいし、マシンをつくりあげる様子を見ていると、本番の競技で動くときは思わず見入ってしまうよね。

 このイベントでは、そんなエンジニアのみなさんがつくった、番組で参加したすべてのモンスターマシンが展示されている。どんなしくみになっているのかも間近で見られることができるんだ。

「脚立25m走」(2025年2月11日放送)に参加した、Oレック、O阪工業大学、M田製作所のモンスターマシン
「扇風機50メートル走」(2021年8月14日放送)に参加した、Sライズ、Nット―、N産のモンスターマシン
「電気ケトル綱引き」(2022年8月27日放送)に参加した、T京アールアンドデー、Aエイチアイ、Sニーのモンスターマシン

 それだけではなく、特設ステージでのモンスターマシンの実演と開発したエンジニアたちによる解説講座も行われる。テレビの画面越しでなく、自分の目で見られるいい機会だよ。

特設ステージでのモンスター実演と解説講座(写真は主催者提供)

 また、参加チームによる無料ワークショップも開催。小学生から参加できる内容のものも多いので、公式サイトをチェックしてみよう。

ワークショップの様子(写真は主催者提供)
参加した企業によるブースもあって、モンスターマシンに使われている技術などが紹介されている。詳しい話も聞けるかも?!

イベントは9月2日(火)まで。モンスターマシンたちを見たら、何かを「魔改造」したくなるかも!

「魔改造の夜 THE MUSEUM」
会期:2025年9月2日(火)まで
開場時間:10:00~18:00 入場は閉館の30分前まで
 ※8月29日(金)~31日(日)は19:30まで夜間延長
 ※最終日9月2日(火)は16:00閉館
会場:ベルサール秋葉原
 東京都千代田外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビルB1・1F・2F
入場料(税込):
 一般2100円/高校・大学・専門学校生1600円/小中学生600円
 モンスター実演&解説講座 座席指定付き入場券
 一般3000円/高校・大学・専門学校生2500円/小中学生1500円
 ※日時によってはすでに完売している回もあります。
公式サイト https://www.makaizo.net/

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