国立歴史民俗博物館で10月より開催! 企画展示「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」【チケットプレゼントあり/応募〆切9/9(月)】

あなたが100年後に残したいものは何ですか? 過去から伝えらえたモノが私たちに教えてくれること、未来へ歴史を伝えるさまざまな営み、また加速化する情報技術(デジタルデータ)の活用について紹介する展示が開催されるよ! 今回はチケットプレゼントもご用意。歴史を伝えるとはどういうことか一緒に考えよう!

 国立歴史民俗博物館では、2024年10月8日(火)から12月8日(日)まで、企画展示「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」を開催。過去、現在、未来をつなぐ歴史の継承について、さままざな資料や歴史資料のデジタル化技術についての解説を通して考えていくよ。

 古くから人々は、過去の出来事にさまざまな意味を見出し、記録する営みを続けてきている。残された記録は、権威の正当性を示すものになったり、何かをやり遂げるための先例となったり、土地や系図を過去から未来につないだり、さまざまな考証の対象となっていく。

聆涛閣集古帖
れいとうかくしゅうこちょう
 甲冑軍営
 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
19世紀前半にまとめられた『聆涛閣集古帖』には、当時の好古家たちが関心を寄せたさまざまな過去が模写されている。

 歴史の流れとともに、さまざまな価値観が社会に流入すると、過去の事跡を守り伝える活動が各地で展開され、その過程では膨大な記録編纂や収集活動が行われることとなる。

 戦後の日本の社会に目を向けると、戦後の混乱から高度経済成長期にかけて、地域社会に伝わった膨大な歴史資料をどのように守り伝えるべきか大きな議論が起こったという。この時期に設立が検討されていた国立歴史民俗博物館には、当時どのような役割が求められていたのか? 資料保存はどうあるべきかなのか? 展示会場である国立歴史民俗博物館が求められた役割について解説していくよ。

看板「須磨区被災者の広場 しんげんち」 平成時代 人と防災未来センター蔵
震災の記憶と記録をどう残すのか? 避難所などでの生活体験やそこでの記憶を伝えるために、さまざまなものが資料として見いだされ、継承されている。

 現在では、テクノロジーの発展により、資料のデジタル保存が進められている。デジタル化することで、資料が世界中で活用できるようになったり、デジタルだからこそできる鑑賞法が生まれたり、新しい可能性が切り開かれる。会場ではデジタル資料と実物を比べたり、どんな技術が使われているのかなどを紹介。その目でぜひ見比べてみてね。

重要文化財「紙本著色洛中洛外図屏風(歴博甲本)」右隻 16世紀前半
国立歴史民俗博物館蔵(展示期間10月8日~11月10日)
現存する洛中洛外図屏風の中で最も古いとされる(甲本)。16世紀における京都の風景をよく示したもの。今回は、この洛中洛外図屏風の画像を、原本とともに大型の4Kタッチパネルディスプレイでも展示し、大画像でじっくり見ることができる。
紅絖地御簾檜扇模様絞縫振袖 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
展示期間10/8~11/10
小袖の3Dモデル  龍谷大学先端理工学部 曽我研究室

 100年後に残したいものは何だろう? どうやって残せばいいのだろうか? 展示を見ながら「歴史の未来」について考えていこう。

 今回は、5組10名様にチケットプレゼントをご用意! 歴史が好きな人、デジタル技術に興味がある人はぜひ、会場でさまざまな展示品を目にしてほしい。たくさんの応募を待っているよ。

 応募〆切は9月9日(月)まで。チケットは9月中旬頃までに発送予定、当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

応募は締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

チケットの応募には無料の会員登録が必要です。


イベント名企画展示「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」
会期2024年10月8日(火)~12月8日(日)
※会期中、一部展示替えを行います。
会場国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
住所千葉県佐倉市城内町117
開館時間9時30分~16時30分(入館は16時まで)
※開館日・開館時間を変更する場合があります。
休館日月曜日(月曜日が休日にあたる場合は開館し、翌日休館)
料金高校生以下/無料、大学生/500円、一般/1000円
問い合わせ050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式サイトhttps://www.rekihaku.ac.jp

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