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チカラくんとはじめる MESHでアイディアものづくり

レシピその8
明るさで音が変わるデジタル風鈴

協力/ソニー株式会社 文・構成/塩野祐樹 イラスト/有留ハルカ

圧力センサーでつくる音メモ

風が吹くと心地よい音で涼を届けてくれる風鈴。今回は動きタグを使って、風で揺れたときの動きを検知して音が鳴る風鈴をつくってみよう。でも、それだけじゃつまらない。そこに明るさタグを組み合わせて、もうひと工夫してみるぞ。夜になると風鈴から恐ろしい声が……?

使用するもの

●動きタグ…1個
●明るさタグ…1個
●プラスチックコップ…1個
●割りばし…1本
●ひも…約60cm
●両面テープ
●厚紙

つくり方

風鈴をつくる

1風鈴をつくる

プラスチックコップの底にひもを通し、30cmくらい出しておく。ひもが抜けないように、短く切った割りばしを結んでおく。細長い短冊状に切った厚紙の表と裏に両面テープで動きタグと明るさタグを貼り付け、ひもの先に取り付ける。プラスチックコップにデコレーション用の天使と魔女のイラストを貼りつけたら、風鈴の完成だ!

アプリを設定する

2アプリを設定する

MESHアプリを開き、図のようにタグを配置する。
●タイマータグ1:「一定の間隔で」を選択して、間隔を「1秒」にする。
●明るさタグ1:「明るさを確認する」を選択して、明るさを「3-10」にする。
●動きタグ1:「振られたら」を選択する。
●Andタグ1:時間範囲を「1秒」にする。
●スピーカータグ1:「ベルの音」にする。

●タイマータグ2:上と同じ。
●明るさタグ2:「明るさを確認する」を選択して、明るさを「1-2」にする。
●動きタグ2:上と同じ。
●Andタグ2:上と同じ。
●スピーカータグ2:「魔女の笑い声」にする。

完成

上半分が明るいときの設定、下半分が暗いときの設定だ。使っているタグは同じで、明るさタグとスピーカータグの設定が異なっている。明るいときはベルの音、暗いときは魔女の笑い声を再生するように設定しているよ。昼間は心地よい風鈴だったのに、夜になると恐ろしい笑い声が聞こえてくる、ゾッとして涼しくなる風鈴の完成だ!

時間や間隔を制御できるタイマータグを使って、1秒ごとに明るさを測り続けている。さらに、動きタグが風による揺れを検知すると、2つのタグからAndタグに同時に信号が送られて、スピーカータグで設定したサウンドが流れるというしくみだ。

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