微速度映像とは、撮影した画像を高速で次々に再生した映像のことです。画像を高速で再生することによって、植物の成長など、肉眼で観察しても変化がわかりづらい現象を、わかりやすく観察することができます。デジタルカメラを用いて撮った、連続した写真を使って、パラパラアニメとゾートロープをつくり、微速度映像による観察に挑戦してみましょう。
微速度映像とは、撮影した画像を高速で次々に再生した映像のことです。画像を高速で再生することによって、植物の成長など、肉眼で観察しても変化がわかりづらい現象を、わかりやすく観察することができます。デジタルカメラを用いて撮った、連続した写真を使って、パラパラアニメとゾートロープをつくり、微速度映像による観察に挑戦してみましょう。
これだけでも大丈夫
コンパクトデジカメだけでも撮影できます。撮影中にカメラが動かないように、台に置くなどして、カメラをしっかり固定しましょう。
三脚を使おう
三脚を使うことによって、カメラをしっかり固定することができます。また自由な角度でカメラを固定できるところも便利です。
デジタル一眼カメラに挑戦
デジタル一眼カメラは、ピントや露出などを細かく設定することができます。また特殊なリモコンを使って、自動で一定間隔ごとの写真を撮ることができるものもあります。
撮影の手順
微速度映像に使う写真は、きちんと連続してつながって見えるように撮影する必要があります。
撮影に適した被写体を探すことや、カメラを上手に使うことなどポイントを押さえて撮影しましょう。
被写体をよく観察する
ゆっくりと動くものや、成長するもの等、微速度映像にするとおもしろそうな物を探そう。動くスピードや方向、大きさの変化などのデータをとって、撮影に活かそう!
カメラをセッティング
撮影が終わるまでカメラが動かないようにしっかりと固定しよう。露出やピントが変わってしまわないように、マニュアルモードがあるカメラでは、マニュアルで撮影しよう。
撮影しよう
ストップウォッチや時計を使って、一定時間ごとに撮影しよう。被写体を観察したデータを元に、撮影間隔や構図などをいろいろ試そう!
撮影した写真の確認
撮った写真をコマ送りで再生して、きちんと連続した写真になっているか確認しよう!連続して見えないときは撮影間隔を変えて、撮影し直そう。
豆知識!
デジタル一眼カメラ用の器具に、タイマーリモートコントローラーという物があります。このコントローラーのインターバルタイマーという機能を使うと、一定時間ごとの写真を自動で撮影することができます。
最初に撮影する写真と最後の写真の両方で、きちんと画面に収まるように、被写体を観察して構図を研究しよう!
撮影例では15秒ごとに20枚の写真を撮影しました。