配線と準備

前回は、スタディーノとブロックプログラミング環境を使って、“Lチカ”デビューを果たしたね。今回はこの応用として、LEDとボタンを使った、上のようなゲームをつくってみよう。

つくるゲームは「あっち向いてホイ」の省略版だ。最初のじゃんけんは省いて、向く方向は左右だけとした。プレイヤーは、「あっち向いてホイ」のときに指を差す方向をボタンで入力し、スタディーノは、顔を向ける方向(左か右)を2個のLEDの光で表す。スタディーノが顔を向けるタイミングや勝ち負けも、LEDの点滅パターンで表すぞ。キミがボタンを押した方向とLEDが同じならキミの勝ち、違ったら負け(スタディーノの勝ち)というわけだ。

配線と準備

用意するものはこちらだ。
●スタディーノ基板
●LED(赤1個、緑1個)
●抵抗(100Ω《茶黒茶金》1個、330Ω《橙橙茶金》1個)
●ジャンパー線(メスーオス 3本、オスーオス 1本)
●mini USBケーブル
●スタディーノ用電池BOX&アルカリ単3形乾電池3本(パソコンから独立して動かしたい場合。なくてもできる)(スタディーノの純正品でなくても、何らかの方法でPower端子に4.5Vが供給できればよい)

配線と準備

電子部品で配線しよう。前回(第1回)で紹介した赤色LEDに加えて、緑色LEDを加えよう。上写真を参考に配線してね。さっき見た①の写真の配線が、上記になっているよ。

配線と準備

配線ができたら、ブロックプログラミング環境を起動し、[編集]メニューの[入出力設定]で[A4]と[A5]を[LED]にしよう。