夏休み自由研究スペシャル 子供の科学がキミにぴったりの自由研究をおしえるよ!

観察したい!雲を読もう 武田康男

ニホンアマガエルは、最も身近に出会えるカエルの1つ。

このカエルの大きな特徴は、あしの先にある吸盤をうまく使い、物をつかんだり垂直な壁をよじ登ったりができることだ。ジャンプ力も優れていて、後ろあしをバネのように使って大きく飛び跳ねる。また、体色を変化させることが得意で、その能力はカエルのなかでもピカイチ! 大きな眼で辺りを見回し、周囲の環境に合わせて自分の体色をうまく変化させるんだ。こうやって特徴を挙げていくと、まるで忍者のように素晴らしい能力を多く持っている生き物といえる。

キミの家の近所にもきっといるから、観察するにももってこいだ。まずはニホンアマガエルを捕獲し、市販のプラスチックケースに水場と休息ができる木などを入れ、比較的涼しい場所に置き、エサとして小さな昆虫類を中心に与えて飼ってみよう。そして毎日のおもしろくかわいい行動を観察し記録をとってみたい。平行して野外観察で生態や行動を学んでみよう。ちょっと気になることをメモしておくことを繰り返すと、ニホンアマガエルだけでなく、自然と触れ合う方法が知らずに身についてくるはずだ。

やってみよう!

観察の心得

野外でニホンアマガエルを観察するときは、以下の項目に注意して記録しよう!

天候

天気によって見られる場所が変わるゾ。

観察時間

暑い日は朝方や夕方に観察すべし。

気温

涼しい日と暖かい日では見つかる場所がどう違うかをチェック。

場所

水辺近くなのか? 民家近くなのか? どんな物の近くを好むのか?
周りの環境とともに観察すべし。

体色

見つけたときの体色をすぐに記録すべし。観察中に体色を変化させたり逃げ出したりするので、観察は「そっと」するように!

家の近所のこんな場所で観察してみよう

やってみよう!

わかったことをまとめてみよう

観察をしてみると、意外な場所に潜んでいることが多いことがわかったことかと思う。
多くは水辺近くだが、民家の近くや夜間照明が当たる場所の近くにも、多く見られる。ニホンアマガエルが人と密接に生活し、人を利用していることがわかるだろう。
夜間照明が点灯すると、必然的にカエルの大好物であるガを中心としたエサ生物が集まる。カエルたちはそれを知っていて灯りを求めてやってくる。食事を済ませるとまた場所を移動するのだが、民家周辺などは隠れる場所が多く涼しいため過ごしやすい。
実は、同じようなことを考えている生物がいる。灯りに集まる虫を食べにやってくるカエルたちを食べに集まるヘビだ。ヘビとカエルとの駆け引きのなかで、いかに周囲の環境に合わせることができるかによって生死が分かれる。だから人間にもなかなか見つからない。ニホンアマガエルは、忍者のように暮らす生き物なのだ。


子供の科学8月号ではおもしろい自由研究ネタが満載!

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