実験したい！

スグできる炎のお手軽実験佐倉美穂

３種類の火の実験を紹介！

夏休みの自由研究が終わっていないキミにグッドニュース！　時間がないキミにピッタリの「いろいろな液体の文字をあぶる実験」、派手な炎を体験したいキミには「火おこしと線香花火の実験」、もりだくさんの炎の実験をやりたいキミには「色とりどりの炎をあげる実験」を紹介するよ！
「やっちゃいけない！」といわれることの代表、火遊び。ヤケドの危険もあるし、燃え移って火事になったらとっても大変！だから安全に気をつけて、きちんと水を用意して大人と一緒に楽しくいろいろ遊んでみよう！
さあ、実験のスタートだ！

＜お約束事＞ 3つの実験のお約束事！

● 必ず大人と一緒に！ ● 水を張ったバケツをそばに用意！ ● 実験の全ての手順を理解してから、実験を始めよう！ ● 火が消えてから、次の実験に進むこと！: ● 火に顔を近づけない！
● 燃えやすいものを周りに置かない！
● 実験が終わったら、火の元を全てチェック！

短い時間でやりたいキミへ

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いろいろな液体の文字をあぶりだそう

あぶりだしって聞いたことあるんじゃないかな？紙に文字を書いておいて、火であぶると文字が浮かび上がるものだ。実は何の液体で書くかによって色が変わるんだ。

やってみよう

用意するもの

●白い紙（画用紙、印刷用紙など）
●筆
●ジュース（100%のもの。今回はオレンジ、アップル。自分で果物をしぼったものでもOK！）
●牛乳　　●砂糖　　●塩　　●コップ

別々のコップにジュースや果汁、牛乳を入れる。塩を水に溶かしたもの、砂糖を水に溶かしたものを別々のコップに入れる。塩や砂糖は濃い溶液（粒が溶けきらないで残るくらいが目安）にしよう。液体は大さじ１杯あれば大丈夫
筆をコップの液体にひたし、白い紙に好きな文字や絵を描く。描いたら完全に乾くのを待つ。ほら、何が描かれているかわからない、ただの白い紙になったよ。
ガスコンロで紙が燃えないようにあぶる。必ず大人と一緒に、ヤケドに注意して行うこと。燃え移ったときのために水を用意しておくこと！トースターで様子を見ながら熱しても良いね。

※この様子は以下の動画でチェック
【お手軽実験】液体の文字をあぶりだす
あぶると、筆で書いた文字や絵がみるみるうちに出てくるよ！これは文字通りオレンジジュースで書いたんだ。
アップルジュースや牛乳、濃い砂糖水で書いた文字もくっきりと現れた！
塩水で書いた文字は出なかったよ？なんでだろう？

まとめ

あぶると文字が浮かび上がるのはナゼ？

あぶりだしの色が出る理由は
●果汁や砂糖に含まれる糖が炭化するため
●液体が紙と反応して焦げやすくなるため…… など複数の説があるんだ。
塩は炭になる成分を含まない、焦げない物質だから文字が出なかったんだね。他にもいろいろな液体で試してみるとおもしろいよ！