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工作したい!

夏休み工作大作戦 かんばこうじ

乗ってみたい楽しいモノレール

乗り物は楽しい。特にぶら下がって走る形式のモノレールは、実際に乗ってみるとカーブなどで外側に振られたりして、吊るされていることが実感できて面白い。この工作で面白いのは減速方法。普通、モーターで自動車の模型を走らせるには、モーターと大きいプーリーをつないでタイヤを回すけれど、回転数はモーターより小さくなるものの、大きい直径のまま地面を蹴るので減速していない。減速させるためには、大きいプーリーの軸に小さいプーリーを付けてタイヤとつなぐ2段プーリーにする必要がある。しかしこのモノレールは、1段プーリーでも大きいプーリーの軸に小さい車輪を付けることで減速している。

工作のポイント

工作用紙にカッターで折り目を入れるときは、強く入れ過ぎると弱くなってしまう。また弱すぎると折り曲げが汚くなるので力加減が大切。 段ボールに竹串を接着するときは、必ず紙の穴に接着剤(ここではボンド)を入れるようにする。竹串の方にも薄くボンドを塗っておくとなお良い。 最近は曲がるストローなど太いものが多くなっているが、ここに出てくる細いストローとは袋に入っている太さ4mm程度の普通のストローなどのこと。竹串が通ればもっと細くても良い。 モーターの取り付けは、ボディの中に指を入れて裏からしっかり押さえる。 同じ部品をたくさんつくるときは、切る部分をくっつけて作図すると切る回数が減る上に材料をムダにしなくてすむ。

用意するもの

■材 料
・工作用紙(6枚) ・細いストロー(1本) ・竹串(1本) ・輪ゴム(1本) ・段ボール(適量) ・マブチ130モーター(1個) ・単3電池1本用スイッチ付(電池ボックス1個) ・単3電池(1個) 

■道 具
・工作用ボンド  ・ 両面テープ  ・セロハンテープ ・画用紙

作り方

乗ってみたい楽しいモノレールの作り方

乗ってみたい楽しいモノレールの作り方

乗ってみたい楽しいモノレールの作り方

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