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いまスグはじめる 電子工作ガイド

初心者コース ハンダづけナシではじめる

ブレッドボードを使おう

ブレッドボード

電子工作は、さまざまな電子部品を接続して行います。ふつう電子工作では、基板に部品をハンダづけすることで接続しますが、ブレッドボードを使えば、穴に部品の端子(足)を差し込むことで接続できます。

ブレッドボード図

ブレッドボードは、右の図のグレーでぬられた縦に並んだ5つの穴が、内部で電気的につながっています。

例えば、LEDを光らせたい場合、このように部品を差し込めばOK。

『光と色であそぶLED実験・工作キット』より『光と色であそぶLED実験・工作キット』より

『光と色であそぶLED実験・工作キット』より

※間に入っているひょうたんのような部品は抵抗器といいます。LEDは豆電球と違って、そのまま電池につなぐと電気が流れすぎて壊れてしまうので、抵抗器という電気を流れにくくする部品を間につなぐ必要があります。

ブレッドボードを使えば、電子部品をいろいろ抜き差ししながら、お手軽に電子工作がはじめられるので初心者にオススメです。

電子部品を手に入れよう

電子部品は一部のホームセンターや模型店、電気店などのほか、秋葉原や日本橋を中心に集まっている電子部品の専門ショップで取り扱っています。

しかしはじめての人の場合、どの部品を買えばいいのかわからない、いろいろな種類があって選び方がむずかしいという人も多いでしょう。初心者のみなさんには、電子工作に必要な部品がまとまったキットからスタートすることをオススメします。

『光と色であそぶLED実験・工作キット』は、ブレッドボードを使って、4色のLEDをさまざまに光らせることができるキットです。

LEDキットパッケージ部品一式

ブレッドボード、LEDのほか、抵抗器、コンデンサー、トランジスター、スイッチといった主要な電子部品が入っています。10種類の実験と2種類の工作ができますので、1から順番につくっていけば、自然と電子部品や電子回路の基本が身につきます。

電子部品のことを知ろう

電子工作でよく使う電子部品を紹介します。これらの部品を精密にしたものが、ゲーム機やテレビ、スマートフォンなど身近な電子機器でも使われています。

コンデンサー

コンデンサー

コンデンサーは電気をためることができる部品です。電気はプラスとマイナスがあり、プラスとマイナスは引き合い、同じ極同士は反発する磁石のような性質をもっています。コンデンサーの内部には2つの金属板が近い距離で入っていて、それぞれプラスとマイナスの電極に接続することで、2つの金属板の中で電気が引き合い、電気が集まった状態になります。これで電気がたまった状態になるのです。この電気をためられる量はF(ファラッド)という単位で表します。

工作のポイント

コンデンサーは足にプラスとマイナスの向きがあります。足が短いほうがマイナスですが、足を切ってしまうとわからなくなります。その場合、白い目印があるほうがマイナスなので、接続するときによく確認しましょう。

抵抗器

抵抗器

電気を流れにくくする部品です。抵抗器をつなげることで、回路に流れる電気を適切な量に調整することができます。抵抗器は本体にペイントされている色帯(カラーコード)で抵抗値を表しています。

工作のポイント

カラーコードをよく確認して、抵抗値を間違えないようにしましょう。

カラーコードの読み方
工作のポイント 例えば「緑・茶・黄・金」であれば… 51×10^4 = 510000Ω(=510kΩ) 誤差は5%

トランジスター

トランジスター

トランジスターには3本の電極があり、それぞれエミッター(E)、コレクター(C)、ベース(B)と呼ばれています。主な役割は電気の増幅です。増幅とは入力信号を大きくして出力すること。ベースに入力された電気信号をエミッター~コレクター間に増幅して出力します。この働きを応用して、ベースへの入力でエミッター~コレクター間がスイッチON-OFFされると考えると、スイッチング機能を果たします。

工作のポイント

端子が3本あり、接続を間違えると機能しません。平らになっている面と丸くなっている面の向きをよく確認して、3本の足を正しい位置に接続するようにしましょう。

LED(発光ダイオード)

LED(発光ダイオード)

LED(発光ダイオード)

ダイオードとは電気の流れを一方通行にする部品のことで、主に半導体でつくられています。金属のように電気をよく通すものを「導体」、プラスチックのように電気を通さないものを「不導体」といいますが、条件によって「電気を通したり、通さなかったりする」物質のことを「半導体」といいます。ダイオードとはN型半導体とP型半導体が図のようにくっついたもので、電気が流れると電子がN型からP型に移動し、電子がP型半導体の穴に入るときに光を発します。

工作のポイント

LEDはアノードにプラス、カソードにマイナスの電気をつなげると電気が流れ光ります。足が長いほうがアノードですが、足を切ってしまうとわからなくなってしまうので、マジックペンで印をつけるなどして、アノードとカソードがわかるようにしておきましょう。

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